98話 ページ49
マキマ「Aちゃん、おかえり。契約ちゃんとできた？」
A「うん！めっちゃいい子だよ！
…ちょっと愛重めだけど笑」
マキマ「それはよかった。
Aちゃんならかわいいから代償少なくなるだろうと思ったのと、
私が守ってあげれない時用に契約させたんだ。」
A「まもって……わ、私がマキマさん守るので！
えっと…、安心してください…！」
マキマ「ふふっ、頼りにしてるね。
じゃあ、これから私が行く仕事についてきてくれるかな？」
A「いいですよ！」
っていったことをたった今後悔している。
ヤクザの組の中に入っていくんだもん！
部下の人たちに囲まれて圧がすげ〜…
ヤクザ「東京でうちの若いもんたちがやっちまったみたいで…
なんでも答えさせてもらいますよ。
私の指示じゃないことを分かってもらいたいからね。
聞いた話だとこの沢渡って女だろ？
この女を中心に騙されて銃の悪魔と契約しちまったらしい。」
マキマ「契約の内容は？」
ヤクザ「銃の悪魔に二万円を払う代わりに契約したものは銃がもらえるらしい。
悪魔の世界もお金が必要なのかな？人類諸君と変わらないね〜」
マキマ「組にいる銃の悪魔と契約した人の名前をすべてここに書いてもらいます。」
ヤクザ「おぉ。いいよ。
しばらくムショに入れて反省させてください。」
マキマ「あなたの組だけではなくて、他の組のも。」
ヤクザ「お嬢ちゃん。あんたさぁ、なんも分かってねぇなぁ。
そんなこと知ってても告げ口がバレたら組同士戦争が起こっちゃうよ。
ばかだねぇ。」
マキマ「国民の安全のためです。ご協力お願いします。」
ヤクザ「嬢ちゃん、必要枠って言葉知ってるかい？
俺たち身内同士で潰しあってみな。
したらその間に外国マフィアが日本に入ってきちゃうんだ。
たしかに俺たちも悪さをしてるけどねぇ、中国とかソ連のマフィアの方がよっぽどひどいことしちゃうよ。
それを俺たちがふせいでるんだ。
デビルハンターが悪魔から人間を守っているように、俺たちは外国人から日本人を守ってるんだよ。
デビルハンターは学のないバカが多いっていうからそれも当然かな。」
すると部下達は笑いはじめる。
A「ﾑｯ…」
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作者名：ゆき | 作成日時：2023年7月8日 9時
