93話 ページ44
Aside
アキ「こん。」
黒瀬「ほら、でてけーへんやろ？君は狐をむちゃに使った。
もう二度と狐を使わせてもらわれへんやろうね。Aちゃんの方は？」
A「あ、私ですか？！
こん。」
すると、ちゃんと狐は出てきてくれた。
狐「おや、A。どうしたんだい？
また、寂しくなったのかい？
今日はAが好きそうな飴を持ってきんだよ。」
そういって、狐は飴をくれた。
A「え、いいの？！ありがとう！」
そう言って狐に飛びつくと、人型になって、抱きしめてくれた。
黒瀬「え？人型になる狐なんてはじめてみたんやけど…？」
A「え？普通じゃないんですか？」
黒瀬「普通やあらへん！なんやこれ…
あと、めっちゃ美人さんやんか…」
A「へっへ〜！このケモ耳かわいいでしょ！」
天童「私達は特異課にいる人間のキャリア相談に来ました。
不謹慎やけど、今回の事件でやめ時やと思いましたけど。
実際、君の飼う人が1人民間にいったし。
それと、Aさんはまだ15歳なんやからちゃんと学校に行った方がええと思います。」
黒瀬「続けるならそれなりの覚悟決めてもらわなあかんけど。」
A/アキ「「覚悟？」」
黒瀬「そう、覚悟。」
天童「もし続けるならもっと強い悪魔と契約して、特異課に貢献してもらわなあかんみたいです。」
黒瀬「公安やめて残りの生活を楽しむか、公安続けて地獄をみるか。」
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作者名：ゆき | 作成日時：2023年7月8日 9時
