姫野先輩の妹？！2【チェンソーマン】 (ページ5)

今日:39 hit、昨日:41 hit、合計:20,353 hit

54話ページ5

デンジ「パワーがさっきの悪魔殺しちまったからじゃね〜のか？

閉じ込める力を使ったまま死んだんだ。

その悪魔が…」

パワー「うぬが殺せと言ったんじゃ！」

デンジ「言ってねぇ！」

アキ「力は悪魔が死ねば解除されるから、それはありえない。」

姫野「アキくん、肉片の反応は。」

アキ「それが、全く反応がなくなりました。

姫野「さっきの悪魔をおとりにまんまと嵌められたってわけか。

こんなトリッキーなことしてくる悪魔、初めてだね。」

荒井「俺たちがずっとここから帰ってこなかったら他のデビルハンターが助けに来てくれるんじゃ…」

姫野「そのデビルハンターが私たちみたいにはめられないことを願うしかないね。」

コベニ「私たち、全員ここで死んじゃうだ…

お腹ぺこぺこで死んじゃうんだ…」

荒井「コベニちゃんっ！気張れ！

気張ってデビルハンターになって兄を大学に行かせたいんだろ！」

コベニ「半分無理やりなんです。

親が優秀な兄だけは大学に行かせたいからって私に働かせたんです。

風俗かデビルハンターしか選択肢なかったんですぅ…

私も大学行きたかったんですっ……

でも、ここで死んじゃうんですぅぅ！」

そういって、泣き出した。

パワー「あはははははは！！！！その顔！」

荒井「貴様！笑うな！」

姫野「コベニちゃ〜ん、悪魔は恐怖が大好物だからねぇ、怖がってたら相手の思うツボだよ〜」

コベニ「でも、怖いんですぅ〜！！」

姫野「ん？アキくんまでどうしたの？」

アキ「部屋の時計、さっきから8時18分です。どの部屋の時計も8時18分で止まってました。

この8階だけ、悪魔の力で時間が止まってる可能性があります。

その場合、助けはこないかもしれません。」

その場の空気が静まった。