86話 ページ37
銃撃班らしき人物達を見つけた
コベニ「あの………あなたたち、銃撃班ですよね…？」
A「…もう、もとには戻らないけど、………お姉ちゃんを返してください…。
お姉ちゃんの仇、です。」
コベニちゃんはどこから取り出したのか、私を突き刺した時と同じ包丁を持っていた。
A「さくら、刀の強化お願い。
あまね、クナイみたいな投げれるもの作ってもらえる？
狐はいつも活躍してもらってたから今日は大丈夫だよ。」
さくら「強化完了したよ。
けが、しないでね。」
あまね「ん。こんなんでいいか？
ちなみに、これ、相手に刺さるまで動き続けるから、間違ってコベニになげないように。
じゃ、がんばれよ。」
私とコベニちゃんはそれぞれ、包丁、刀を構える。
アカネ「蛇、しっぽ！」
アカネの爪が一枚剥がれ、へびのしっぽがでてくる。
私とコベニちゃんを攻撃しようとしてくるが、コベニちゃんは上手くしっぽの上を走っていく。
私はそこまで運動神経が良くないので、地面を走って後ろからサムライソードの腕をきる。
サムライソード「なっ…」
A「どう？そろそろ毒効いてきたんじゃない？にやっ」
サムライソード「お前はあの時の小娘…」
そこまで言うが、血を吐いてその場に倒れた。
その隙にコベニちゃんが銃を奪い、サムライソードに向かって銃を打つ。
私はアカネにクナイを投げる。
アカネ「うっ…」
どうやらちゃんと刺さったようだ。
アカネ「お前…」
アカネは落ちている銃を拾い、私に向けて打ってくる。
あまね「おっとぉ、うちの大事なAを傷つけられたら困るなぁ。」
そう言って突如私の前に現れた。
A「あまね？！」
あまね「俺は悪魔だから。
撃たれたぐらいじゃ死なね〜よ。
盾になってやる。
Aとコベニは攻撃しろ。」
A「うん、ありがとう。」
アカネがあまねの毒によって倒れているサムライソードを車の中に放り込んだ。
そして銃を撃ってくる。
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作者名：ゆき | 作成日時：2023年7月8日 9時
