52話 ページ3
パワー「さっきみたいに、わしの前で己の力をペラペラ喋ってよいのか？
うぬらがおるのは、わしらを制御するためじゃろう？」
姫野「力知ってたらほうが連携できるでしょ？
それに切り札は隠してるからおっけーおっけー。」
パワー「ほんとかのぉ？
じゃあ、わしがこいつを殺すと言ったらどうする？」
A「ひっ……」
姫野「武器を引っ込めな。
Aを殺したら、ほんとに殺すよ。
覚悟しときな。」
A「おねえちゃっ…」
姫野「怖かったね！大丈夫だよ！
お姉ちゃんが守ってあげるから。」
A「うん………ありがと…」
姫野「わ！めずらしくお礼言った！」
A「別に……ただ、助けてくれたから…」
姫野「この〜！ツンデレちゃん！
それと、めんどくさいから仲良くやろうよ！」
荒井「あれ…」
急に荒井くんが立ちどまった。
荒井「俺達、今8階から9階に行く階段登りましたよね？」
A「え？うん、」
荒井「ここも8階ですよ。」
デンジ「見間違いじゃねぇの？」
荒井「ちがう！なにかおかしい。確認してくる。」
そう言って階段を降りていった。
でも、上の階段から降りてきた…
姫野「荒井くん、今階段降りていったよね？」
コベニ「えっ？え、え、え、え、え、え？？？？」
A「なんでっ…？」
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作者名：ゆき | 作成日時：2023年7月8日 9時
