69話 ページ20
その男の人が言い終わった途端、お姉ちゃんが私に抱きついてきて、顎を少し持ち上げられる…いわゆる、顎クイ状態になった。
A「ん…？お姉ちゃん？」
姫野「んん〜A〜好きだよ〜」
A「ちょ…離し……んむっ」
なんとお姉ちゃんにキスされちゃいました。
女の人「ありゃ……ついにAちゃんにも手出したか…」
男の人「……逃げられねぇもんな…」
A「ん〜ん〜！！」
息が苦しくなってきて、お姉ちゃんの背中を軽く叩く、けど、お姉ちゃんの方が体格いいから逃れないし呼吸をしようと口を開けた瞬間、舌が入ってきた。
A「んっ…？」
流石にまずい…と思ったけど、誰もお姉ちゃんを止めれない。
割と力強いんだ…
お姉ちゃん、キス魔なだけあってキスは上手かった。
A「っふ………ん…お姉ちゃ……やめっ…ﾝｯ」
デンジ(やべ〜〜〜えっろ！)
しばらく……1分くらいたった後、離してくれた。
アキ「……A。大丈夫か？」
A「うぅ………ファーストキスとられたぁ……」
アキ「まぁ、家族と同棲はノーカンなんじゃない…か？」
A「だったらいいけど…」
コベニ「あの…Aちゃんっ…大丈夫ですか？
えっと…顔赤いです…」
A「うそ…赤い？」
コベニ「は…はい。」
A「ちょっとお手洗い行ってくるね。」
そして私は逃げるようにお手洗いに走った。
A「も〜！お姉ちゃんのばか…」
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作者名：ゆき | 作成日時：2023年7月8日 9時
