68話 ページ19
アキ「公共の場で契約してる悪魔の名前を言うな。
手の内は信用した人間にしか見せちゃいけないぞ。」
「相変わらず硬いやつだな…」
「私は趣味聞きたいな〜
趣味って人間わかるでしょ？」
デンジ「俺、デンジ。
歳は確か16。趣味は、食うのと、寝るの。」
コベニ「え、…」
女の人「やば、わか…」
姫野「あんた、酒飲んでないよね？」
デンジ「お茶。」
荒井くんがたった。
荒井「私は荒井ひろかずです！
22歳！
契約している悪魔は狐！
趣味は俳句です！」
デンジ「早パイと契約してる悪魔同じじゃん。」
アキ「狐の悪魔は人間に友好的だから、たくさんのデビルハンターと契約している。」
姫野「狐の頭はイケメンにしか使えないんだよ〜
あの悪魔、面食いだから。」
コベニ「東山コベニです。
２０歳です。
契約している悪魔は…秘密で…
趣味は美味しいものを食べることです」
女の人「服、かわいいよね。」
コベニ「服は、お姉ちゃんのお下がりです。」
A「えっと…姫野Aです。
15歳です。
契約してる悪魔は、狐の悪魔と……あと二つは秘密です。
趣味は……う〜ん…料理…です！」
姫野「そうそう！
Aも狐と契約してるんだよね〜
Aはかわいいし、美人だから狐の頭使えるんだ。
イケメンじゃなくても美人だからいいらしいよ〜
狐やっぱ面食いだね〜」
そういって笑うお姉ちゃん。
姫野「ありゃ〜？伏さんとこの新人は？」
伏「残念ですが、昨日なくなりました。」
姫野「なむあみだぶつ…ほうれん…ほうれん……げきょぉぉ？」
アキ「もう酔ってるな。」
コベニ「え……」
荒井「そんな簡単に死ぬんですか？」
男の人「民間で無理だった悪魔が公安に任されるからな。」
女の人「まあ、バンバン死んでくよね〜。
私の同期ももう公安にいないし。」
男の人「姫野は酔えばキス魔になるんだ。
ここにいる新人以外、みんな姫野にキスされてるよ。
逃げられねぇからな。」
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作者名：ゆき | 作成日時：2023年7月8日 9時
