65話 ページ16
あれから何日かたった。
デンジくんはずっと戦い続けてる。
もうみんな流石に体力も尽きてきてる。
姫野「アキくん、A………生きてる？」
アキ「どのくらい…どのくらい、経ちました？」
姫野「あれから3日、かな。」
アキ「……A？大丈夫か？」
A「ん………うん。一応？笑」
アキ「傷は？」
A「大丈夫だよ〜
ちょっとずつ治ってきてる。」
姫野「てか、A！なんでアキくんと一緒に寝てるのさ〜
お姉ちゃんと同じ布団で寝よ〜よ！」
A「ベット2つしかなくない…？」
もう一個のベットはパワーちゃんが占領している。
姫野「じゃあ、隣失礼するぞ〜…」
やっぱいつも元気なお姉ちゃんでも声がかすれてる…
それに、パワーちゃんは、ずっとにゃーこ、にゃーこと言っている。
会いたいんだろうなぁ…
姫野「みんなで酒、のみに行こ？
終わったからちょっと眠るわ。」
そう言って、私に抱きついてきた。
A「ちょ……潰される…」
それもそうだ。なんせアキくんは182cm、お姉ちゃんは175cm、私は150cm。潰れるて……
アキ「……終わった…？」
永遠「これが私の急所です。
心臓です…殺して…許して…痛い…」
デンジ「もう終わるのかぁ？プール入ってるみたいで気持ちよかったのによぉ！！」
そしてチェンソーで心臓を切った。
そしたら、ドアが開くようになった。
ホテルから出られるんだ。
という喜びと同時に、傷口が治りかけてはいるものの、鮮烈な痛みを感じた。
A「イタタタ……」
姫野「大丈夫？
おぶってくよ。出よっか。」
そうして私たちはホテルから出られたのだ。
デンジ「銃の悪魔の肉片もとれたし、晴れてるし、くそしたあとみたいな気分だぜ。」
そういって倒れかけた。
姫野「っとぉ。」
デンジくんを支えにいくお姉ちゃん。
姫野「寝ちゃった。
ずっと寝ずに悪魔殺し続けてたからね。
Aとデンジくんは私達で病院に連れていく。
残り2人で今回のことを報告しに行って。」
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作者名：ゆき | 作成日時：2023年7月8日 9時
