姫野先輩の妹？！2【チェンソーマン】 (ページ12)

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61話ページ12

荒井「えっ……」

デンジ「はぁ…？」

私の血が床に広がっていく。

A「デンジくんは、女好きでだらしないとこもっ、あるけど…いたたっ………

銃の悪魔を殺したいと思ってる…

私1人じゃ殺せないから、立ち向かう勇気のあるデビルハンターが1人でもほしい…んだ。

私の寿命使ってもいいから、デンジくんは…殺させない…よ？」

刺されたとこが痛い…

体が熱い…私、死んじゃうのかなぁ…？

ちょっと怖いや…

まあ、でも、デンジくん守って死ねるなら、それはそれで悪く…ないかも。

デンジ「っ………パワー！

お前、血の魔人なんだろ？

こいつの血、止められるか？」

パワー「わしが自由に操れるのは、自分の血だけじゃ。

他人の血は難儀じゃが、Aが死んだら、うまい飯食べれなくなるし、遊び相手がいなくなるからのぉ…
仕方なくやってやるわ。」

そういって、傷口に触れる。

A「っ……いたいよぉっ……パワーちゃん……」

パワー「安心せい。

やれるだけやってみる。

わしはうぬのことが大好きじゃからな。」

A「うん…私も好き…ううん、大好きだよっ……」

お姉ちゃんの方をみると、かなりパニクってる。

力が抜けたようで、膝からくずれ落ちた。

姫野「どうしよう…どうしようっ………

A……A！！

どうしようっ……

たった1人の家族なのに………死なないでよ…ねぇ！！」

コベニ「私のせいじゃないっ…！！！

あなた！あなたのせいだからっ！！」

そう言って、包丁をデンジくんに向ける。