60話 ページ11
悪魔が大きくなって、追いかけてくる。
悪魔「デンジを殺して心臓をよこせ。
よこせ。私は恐怖で膨らむ。」
A「うわっ…！」
私はなんと転んでしまった。
悪魔に追いつかれると思い、目を瞑った。
デンジ「ったく、なにやってんだよ。」
目を開けた時には、デンジくんにお姫様抱っこされてた。
A「へっ…？！」
これでデンジくんに助けてもらうのは、2回目だ。
コウモリの時のお礼………まだしてなかったな…。
悪魔「デンジを殺すのは、この私、永遠の悪魔だぁぁぁ…」
姫野「なにっ？？」
A「ホテルが…傾いた…！」
永遠「デンジの心臓をよこせぇぇぇぇ！！！」
コベニ「だれか、デンジくんを殺して！！
殺してください！！」
荒井「まずいですよ！そいつを悪魔に食わせましょ！」
アキ「刀を使う。
いいですよね、姫野せんぱ、い？
姫野先輩！」
お姉ちゃんはゴーストの力を使って、アキくんが刀を握れないように動きを封じた。
契約してる悪魔のうち、一つは狐の悪魔。
でも、狐は外と断絶されてるので使えない、となると…
A「なら、私が…あまね…((ﾑｸﾞｯ」
契約してる悪魔の名前を呼ぼうとしたら、ゴーストに口を塞がれた。
A「んーんーんん！！(お姉ちゃん、離して！)」
デンジ「なにしてんだ？」
姫野「その刀を使えば、Aの悪魔を使えば、外には出られるだろうけど、使うと契約でアキくんとAの寿命がかなり減るんだ。
アキくんとAにはまだやらないといけないことがたくさんあるんだ。
だから、ごめんね。
デンジくん、」
荒井くんがデンジくんに飛びかかり、抑えようとする。
そして、包丁を持っているコベニちゃんがこちらに走っている。
A(だめだ…守らないと！)
私はゴーストの腕を無理やり振り払い、デンジくんと荒井くんを庇うように上に乗る。
みごと、私の横腹に包丁は突き刺さる。
A「うっ……」
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作者名：ゆき | 作成日時：2023年7月8日 9時
