45話 ページ46
A「私はどこでもいいよ。」
パワー「ならわしと一緒の部屋じゃ!」
デンジ「い〜や!絶対俺だね!」
アキ「…こいつらがいやなら俺と寝るか?」
A「え〜っと、え〜っと………どうしようかなぁ…あはは……
あ、じゃあ、ソファで寝るよ!
それで解決解決!」
パワー/デンジ/アキ「「それは絶対だめだ/じゃ」」
A「えぇ……じゃあ、パワーちゃんかな。」
ここでパワーちゃんを選んでしまったのが間違いだった。
寝る前まではよかった。
でも、パワーちゃんが爆睡したら、いびきはすごいし、抱き枕がわりにされるし、ちょっと寝れない……
仕方ないので、アキくんのところに行くことにした。
コンコンッ
A「アキくん、入ってもいい?」
アキ「どうぞ」
と言われたので、部屋に入った。
アキ「どうした?」
A「パワーちゃんのいびきと寝相がすごいから…その…寝れなくて。」
アキ「そうか。ん。」
そう言って、私が寝るスペースを開けてくれた。
A「ごめんね…」
アキ「Aは悪くない。
悪いのは魔人の寝相だ。」
A「うん…眠いから寝るね…おやすみ。」
アキ「ああ、おやすみ。」
そう言われたので、そのまま眠りについた。
翌日
笑顔でご飯を食べるパワーちゃんとは逆に、デンジくんは寝不足なのか顔色も悪いし、ご飯をまったく食べない。
3人で巡回に出かけた時も、ずっとデンジくんは上の空。
パワーちゃんが何度も話しかけているのに、聞こえてない。
チョップされても気づかない。
まじでどうした、今日。
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作者名:ゆき | 作成日時:2023年5月30日 22時