43話 ページ44
そして、お昼ご飯。
パワーちゃんがとっても野菜のことを睨んでいる。
野菜、嫌いなのか……
パワー「野菜は嫌いじゃ！ぽい！」
そういって、野菜を投げ捨てた。
A/アキ/デンジ「「え……」」
デンジ「にんじん！」
そういって、落ちていくにんじんをつかんだ。
すごい、いい反射神経してるな……
アキ「野菜を投げるな！」
A「もったいないよ！」
デンジ「てめぇ…野菜作った農家に失礼って思わねぇのかよぉ！悪魔。」
パワー「ふんっ！」
A「ねえ、パワーちゃん、野菜食べよ？
ほら、あーん！」
パワー「うっ……あーん。」
ﾊﾟｸｯ
パワー「うぅ………」
A「食べれたじゃん！えらいえらい！」
そういって、パワーちゃんの頭を撫でる。
パワー「！！」
パワーちゃんは頭を撫でられたのがうれしかったのか、野菜を積極的に食べ始めた。
パワー「おい！もっと野菜よこせ！
野菜食ってAに撫でてもらうんじゃ！」
A「えっと…無理しなくてもいいんだよ？」
デンジ「うわぁ…単純。」
その後も困ることが続いた。
パワー「トイレ？くそは、たまにしか流さん派じゃ。」
アキ「ながせ。」
デンジ「くせぇんだよ！」
パワー「風呂はたまにしか入らん派じゃ。」
アキ「入れ！」
デンジ「くせぇんだよ！」
A「じゃあ、一緒にお風呂入る？パワーちゃん。」
パワー「う〜ん。
うぬがどうしてもそうしたいっていうなら一緒に入ってやろう。」
A「ありがと！」
デンジ「ずり〜！俺だってAと一緒にお風呂入りたi ((」
アキ「お前はダメだ。」
そういってデンジくんは引きずられていった。
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作者名：ゆき | 作成日時：2023年5月30日 22時
