38話 ページ39
アキ「俺のいうことは素直に聞くこと。
お前はバカでガキで道徳がない。
俺はお前より先輩だし、社会正義も持っているつもりだ。
俺のいうとこを聞いていれば、お前は今の生活をまもれるぜ。
どうだ？分かったら返事。」
A「はい。分かりました………」
デンジ「おぉ。頭に入れといてやらぁ。
安心してくれ。
あんたらみたいにご立派な目標ねえし、しょぼい夢しかねぇけどよ、
てめぇと同じくらい俺、まじでやっからさ、どーんと期待しといてくれ。」
いや、りんご食べながら言われても…説得力ないよ？デンジくん。
アキ「とりあえず、敬語おぼえとけ。」
デンジ「おぉ、それも考えといてやるよ。」
A「じゃあ、今日から敬語に戻しますね。」
アキ「いや、Aはいい。
今更敬語なのはなんか変な感じがするから。」
A「え、いらないの？」
アキ「あぁ。」
そういって、病室を出ていく。
〜廊下〜
パワー「な〜？わしは無罪だったじゃろ？
分かったらさっさとこれを外せ。」
姫乃「ほんとにいいのかな〜？
この魔人ちゃんがいつか人を殺した時には見逃したアキくんの責任だぞ〜？」
アキ「俺たちはデビルハンターです。
悪魔でも魔人でも使えるものはなんでも使います。
でも敵は敵。
利用するだけです。
馴れ合うつもりはないですよ。」
そういい、パワーを睨みつける。
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作者名：ゆき | 作成日時：2023年5月30日 22時
