31話 ページ32
〜過去〜
銃の悪魔が日本に上陸した時、私の親は殺された。
幸い、お姉ちゃんと私は親のおかげで生きている。
ある日、家族でピクニックに来ていた。
A「ね〜ね〜お姉ちゃん！！あっち行こ〜よ！」
姫野「も〜仕方ないな〜。」
A「やった！お姉ちゃん大好き！」
姫野「私も大好きだよ〜」
ずいぶん歳の差はあるとは言っても、よく2人で遊んでいた。
当時の私はまだ幼かった。
お父さんはデビルハンター、お母さんは普通の公務員。
※実際は姫野先輩の親のこと、どうかなのか、分かりません。ごめんなさい🙇♀️
お父さん「逃げろ。嫌な予感がする。」
お父さんは、ずごく勘がよかった。
だから、お父さんの言う通り、よくないことが起きるのかな？
A「え？」
お父さん「お母さんはお姉ちゃんをよろしくな。」
そう言って、お父さんは私を抱えて走った。
そして、お父さんとお母さんが私とお姉ちゃんを遠くに力いっぱい投げた瞬間、お父さんとお母さんはもうこの世にいなかった。
A「え…？お父さん…、？お母さん？」
姫野「………」
A「ね、ねえ！なにが起こったの？
お姉ちゃん！お父さんとお母さんはっ……」
そこまで言った私は涙で視界がぼやけた。
姫野「嘘……こんなの、夢……だよねっ……
……A。大丈夫。お姉ちゃんはいなくならないから。
だから、Aもいなくならないでね？」
A「うん、約束だよ！」
目を開けると、パワーちゃんとにゃーこがいた。
ああ、まだコウモリお腹の中なんだ……
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作者名：ゆき | 作成日時：2023年5月30日 22時
