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26話 ページ27
〜翌日〜
「魔人、パワーの外出を許可します。
17時までには戻ってくるように。」
デンジ「1人じゃ外出もできねぇのか？」
パワー「おぉ。ずっとこの中で退屈しとった。」
そして、電車にのってます。
パワー「にゃーこを攫った悪魔の場所はわかっとるんじゃ。
問題はうぬとAしか戦えんことじゃ。
わしの姿を見られたらにゃーこを盾にされちまうからねぇ。
そうなったら、”詰み”じゃ。」
デンジ「俺もポチタっつぅ悪魔飼っててさぁ。もう撫でることはできねぇんだけど。いいんだ。俺のここで生きてるからな。」
パワー「人間はおろかじゃな。
それは、ポチタが死んだってことじゃろ？
死んだ命は無じゃ、心の中にいるだかなんだかはあさましい慰めじゃ。」
って行ってるパワーちゃんの胸をめちゃくちゃみてるデンジくん。
いや、お前変態か！
デンジ「へ〜へ〜。そうですね〜。」
ちなみに、なぜか私が真ん中にいて、2人からそれぞれ喋りかけられています。
電車をおり、バスに乗り、そのバスもまた降りて、田舎？にきた。
街からはけっこう離れていると思う。
少し歩いたところでパワーちゃんは立ち止まり、指をさした。
パワー「あの家じゃ。
あの家ににゃーこと悪魔がいる。」
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作者名：ゆき | 作成日時：2023年5月30日 22時
