16話 ページ17
家を出るとすでにマキマさんは車で迎えにきてくれていた。
マキマ「Aちゃん。こっち！」
A「マキマちゃ〜ん！！きてくれてありがと！」
マキマ「じゃあ、いこっか。」
私はマキマさんに送ってもらい、アキくんとデンジくんが住んでいるところに向かった。
ﾋﾟｰﾝﾎﾟﾝ
アキ「はい。」
マキマ「夜遅くにごめんね。
Aちゃん連れてきたよ。」
デンジ「まじすか？」
A「うん、まじ！
こんばんは〜！」
デンジ「やり〜！」
マキマ「じゃあ、私はこれで。
ｺｿｯ デンジくん、Aちゃんに手出したらだめだからね。」
A「じゃあね〜！」
アキ「部屋はここだ。
好きに使ってくれ。足りないものがあったら言ってくれたら買う。」
A「ありがとう！」
A「じゃあ、眠いし今日は寝るね。おやすみ！」
アキ「おやすみ」
そして次の日
デンジ「なあ、起きろって」
A「ん〜。もうちょっと……」
デンジ「なぁ！」
A「じゃあ、リビングまで連れてって〜」
デンジ「んじゃ、しかたないな。じゃあ、おんぶして連れていってやるよ。
ん。乗れ。」
A「ん〜。」
私は寝ぼけたままおんぶされてリビングへ。
アキ「おはよう………デンジ！お前何してんだ！」
デンジ「俺はAに頼まれたから連れてきてやったんだけど？」
アキ「はぁ〜…。A…起きろ。」
A「ん〜…おはよう、アキくん。」
アキ「おはよう。じゃあ朝ごはん用意できてるから……食べれるか？」
A「うん！食べれるよ〜ねむいけど…」
デンジ「苺ジャム、梅ジャム、オレンジジャムに、バターとはちみつ、あと……あと、シナモンもかけちゃお！
最強のパンが出来ちまったぜ。
ん！んま〜！！！」
A「えっ……それ、おいしいの？」
デンジ「最強だぜ！」
A「最凶の間違いではなく…？？？
と、とりあえず、机ふこ？デンジくん。」
デンジ「ん〜。まあ、Aが言うならしてやってもいいぜ。」
そうしてちゃんと机を拭いてくれた。
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作者名：ゆき | 作成日時：2023年5月30日 22時
