いつもの彼【摂津万里】 (ページ8)

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6杯目ページ8

『ただいま！』

母｢おかえり。紬先生来てるわよ｣

良かった…お母さん怒ってなかった…

『こんにちは、紬先生』

紬｢こんにちは。バイトお疲れ様｣

うぁー…この紬先生の笑顔…すっごい癒される…

紬｢じゃあさっそく始めよっか｣

『せっかく癒されたのに勉強か…』

紬｢一緒に頑張ろうね｣

『はぁい…』

『…あれ、今日の問題簡単…？』

紬｢ううん、レベルは何も変えてないよ？Aさんがいつも頑張ってるからだね！もしくは…今日何かいいことあったでしょ？｣

『…えっ』

紬｢正解っぽいね。何があったの？｣

『え、いや…その…えへへ』

紬｢もったいぶらないで教えてよー｣

『…実はバイト先でいいことがあったんです。』

紬｢それって前に話してた男の子のこと？｣

『そ、そうです…』

紬｢へー、いいね。青春って感じがするよ｣

『でもまだ彼の名前と学校ぐらいしか知らないし…もしかしたら彼女いるかもしれないし…』

紬｢…Aさんは素敵な女の子だよ。僕だったらAさん目当てでカフェ通っちゃうかもなー…なんて｣

『先生褒め方イケメンすぎます…ちょっとキュンキュンしました笑』

紬｢はは、ありがと。その男の子も実はそうかもしれないよ？｣

『そうだといいんですけどねー…』