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3杯目 ページ5
万里｢はははははっ！｣
『えっ、え？』
万里｢ははははっ！あんた面白いんだね。意外すぎて笑いとまんねーっ｣
『お、おもしろ…！？』
万里｢万里。｣
『…へ？』
万里｢俺の名前。摂津万里｣
『摂津…万里、さん』
万里｢いーよ、万里で。見た感じ歳も近そうだし？｣
『じゃ、じゃあ…万里君、で』
万里｢ん。あんたの名前は？｣
『私は…Aです。』
万里｢Aね。これから俺が来たらAが接客してくれな｣
『えっ…！な、なんでですか…！？』
万里｢面白いからに決まってんじゃん？これからよろしくな｣
彼の初めて見た笑顔に、私は無言でうなずくことしかできなかった。
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作者名：宙 | 作成日時：2017年12月23日 20時
