【A3!】大好きなお兄ちゃんへ【三好一成】

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「「「「「一成の妹！？」」」」」

　それぞれ私のために軽い自己紹介をしてくれ、そのあと「兄がお世話になってます。」と一言言った瞬間、劇団員のほぼ全員が驚く。
　
「えー！？ちょ、なんでみんなそんなに驚くの！？妹ちゃんがいるとは言ってたじゃん！」
「いや…、てっきり一成のことだから、性格も似た感じなのかと…。」

　オレンジ色の髪の男の子、天馬くんが啞然とする。
　確か天馬くんって、あの有名俳優の皇天馬じゃなかったっけ…？どうしてそんな大物がここに…？
　それに続き、かわいい服を着た幸くんが私に向かって言う。

「てか、一成の妹って花咲学園の生徒なんだね。しかもちゃんと真面目に制服着てるし。今どきの女子高生ってみんなスカート短くしてるのかと思った。」
『あ…、私、あまり短いスカートって苦手なんです…。長いほうが落ち着いて…。』

　そんなことより、あなたこそ男の子なのに可愛い帽子にスカート履いてるじゃないですか…。

「あ、じゃあオレと真澄くんも花咲学園だから同じ学校だね！」

　咲也先輩が嬉しそうに「これから学校で見かけたら声をかけるね。」と言ってくれた。真澄くんは相変わらず「どうでもいい。」と一言。

「あー！Aだ〜！」
『え！？み、三角さん！？』

　なんとそこには、私の探し求めていた三角さんがいたのだ。まさか、三角さんも劇団員だったなんて…。

「Aちゃん、三角くんと知り合いだったの？」

　少し驚きながら監督さんに聞かれる。

『あ、はい。昨日、学校帰りに知り合って…さんかくフレンズ？になりました…。あはは…。』
「マジで！？じゃあAが言ってたトモダチってすみーのことだったんだ！」

　すみー…？お兄ちゃんも相変わらず面白いあだ名付けるなぁ。

「すごいですね！お友達が、お兄さんのカズくんや僕たちの演劇仲間なんて！なんだか少女漫画にありそうなできごとです！」

　目を輝かせながらいう椋くん。少女漫画が好きな男の子って、なんだか少しかわいいかも。


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皆様、冬組第三公演が始まりましたがどうでしょうか。作者は紬さん完凸させるために走らざるお得ません(白目)
ハロウィンの一成に引き続き、イベ連勤辛いです；；；；；もうダイヤない、、、。


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