非日常の始まり ページ3
エレベーターの扉がしまり、一階のボタンを押す…反応がない…只の飾りの様だ………いや、本物だな。
…ん?壊れてる?
A「ねぇ…もしかして私には見えない貼り紙とか、エレベーターの扉のと頃に貼ってあった?」
(人1)「いや、そんなの貼ってなかったと思うけど?…どうして?」
(人1)は私に、不思議そうな顔をしてそう聞き返す
A「ボタン野郎が私の指示を無視してくる」
そういいながら私は太鼓の化け物が『連打〜☆』と叫んだ時並みに、1と書いてあるボタンを連打する…
ポチポチポチポチポチポチポチポチ(連打音)…ガッシャンッ!!!!!!(何かが外れる音)
( °Д°)…
(°Д°)は?
ふぁ?ww何?w今の音wヤッバw上から聞こえたんだけどwww(混乱中)
(人1)「えっ…ちょっと待って!?…ちょっ、取り合えず外に……開かない!?」
そう友が叫んだ瞬間、エレベーターが落ちた…降り始めたんじゃなくて…落ちた…
そこからの私の行動は早かった
(人1)を抱き上げ、赤い帽子を被ったオッサンの様なジャンプを即座にかます
ズダァァァアアアアアアアアンッ!!!!!!…ズダッ(着地音)
たっ…
A「たったたたたたたた…助かった?……はぁあああああ、豆知識最っ高ッ!!!!!!」
安心と嬉しさで私は歓喜の叫び声をあげる
(人1)「えっ…死んだんじゃ…」
私の胸の中にいる、(人1)は、ヨボヨボのお婆ちゃんがプロレスラーを一発KOしてしまった時の様な顔をする…その顔を見て充分に爆笑した私は、エレベーターの扉を開き、外に出た
え?『エレベーターの扉を開き外に出た』………?
何で開いたの………?
そう思った瞬間、目の前は真っ白の空間に変化した…気絶はしていない……よな?
(人1)「………………は?…白?…何?…え?…ん?」
ポカーンと口を開けて動かないでいた(人1)は、やっと言葉を発する
エレベーターは消えた
え?何ここ?…何もない……白色以外に何もない…えっ…もしかして死んだ?…うそん
そう現実逃避をしていた私は、(人1)によって現実へ、呼び返される
(人1)「ねぇ…何か、話し声聞こえない?」
A「は?…話し声?」
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作者名:迷えない狼さん | 作成日時:2018年11月5日 22時