ランプの魔法はいかが？【４】

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ま、不味い……非常事態だ。なにが楽しくて俺はこんなにも気まずい空間にましてや女性(＋一匹とその他)と一緒にソファで見つめ合ってるんだよ


多分今の俺の顔は緊張と怒りとその他諸々の気持ちで極限まで真顔で怖い顔してるんだろう、なんとなく自分でも分かる


おいグリム何勝手に逃げ出そうとしてんだ逃さん巻き添えだ(鷲掴み)



ユウ「あの先輩!!責任持って結婚しまs」←


『俺の背後に立つなァッ!!!!』



ﾄﾞｼｬｯ!!!


ユウ「ウギャァ!?なんて見事な背負い投げぇ!!!??」


『！スマン、つい癖で!首は痛めてないか?』



この極限状態の中、グリムを捕まえるため後ろを向いたせいか背後から近づいていたユウの気配に敏感になりすぎて思わず向こうのソファに背負い投げしてしまった




『今起こすからn…………!!』




いや待て、これはチャンスだ……

今少し身体を動かしたおかげで緊張が和らいだ、よしこのまま一気に話をつけよう……!



『今日はもう帰るから料理はもう一度温め直して食べておけあと何かあったら俺の携帯の番号教えるからそこにかけておけじゃあなッ!!!!』


ユウ「ｱｯもしかしてこの体制のままで放置!?」



ソファに変な体制で倒れたままのユウを放置して荷物を引っ掴んで俺はゴーストの身体を貫通しながら逃走をした、ゴーストの身体に見事な穴ができていてちょっとすごかった












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カリム「あっA遅かったn『スマンカリムごめん!!』うおっ!?すごい風だな!」


ジャミル「!そんなに急いでどうしt『今日は許してくれ!!!!』!?」




ﾄﾞﾝｯ!!ﾊﾞｧﾝｯ!!!(自室のドア開閉)



自室に入った俺はベッドに潜り込み三角座りで縮こまった


ジャミルに不眠症でもちゃんと寝ろって毎日言われてるが今日はもう寝れん、いつもはレム睡眠してるけど今日は瞼が意地落ちようとしない、落ちろよ!!今日くらいまともに寝させて忘れさせろよクソ瞼がッ!!!(理不尽)


ていうかアイツ何かちゃっかり「責任持って結婚します!」って言おうとしたな!?こちとら恋愛感情ねぇんだってば!!諦めろよ!ほか探せよ!!男ならこの学校にゴロゴロいるだろ!!!



『クソがぁ……殺してぇ……チクショウ、記憶切り取れねぇかなぁ………クルーウェル先生に頼むか』




……………明日、記憶消去の魔法薬を作ろう()






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