ランプの魔法はいかが？【４】

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＿＿ユウside＿＿



リドル「!A!!」

ユウ「先輩!?どうしてここに!?」



ディスクをレオナ先輩の顔面に直撃させたのは他でもない僕の愛しの()A先輩だった、しかもまだディスク持ってる



レオナ「Aテメェ……!」

『は?なんですか?もっかい顔面にぶつけないと満足に起きれないんですか?』


手でディスクを器用にクルクルと回し挑発するその姿がかっこよすぎる……!えっゲームでも来てなかったのに、ご褒美すぎん……?


『ほら、水飲んでけ』ﾌﾞﾝｯ

ラギー「!サンキュー……って言いたいところッスけど、ホントどうしてここに!?」


ジャック「会場の方に居たんじゃなかったんですか!?」


『マレウス先輩が観客全員を魔法で避難させて、その後お前含めてサバナクローが急いでここに走り込んだって目撃情報があったんだよ。

そんでもってサバナクローの鏡からいろんな奴が避難してきたら疑うだろ』


ラギー「うぅ……油断した…」



『ていうか問題はこっちだろ、レオナ先輩。アンタ何があってオーバーブロットしてんだよ、かっこ悪すぎるでしょ』


レオナ「あ"ぁ?テメェになにが分かんだよ……一番になれない、何も覆せないこの世界……やってきたこと全部無意味だったこの気持ちが、お前になにが分かる!!!」



『分かるかよ、分かるわけない。俺はアンタ(レオナ・キングスカラー)じゃない

でも、やってきたこと全部無意味ってなんで分かるんだよ』


レオナ「……なに?」



A先輩はラギー先輩とジャックを指差す



『この二人は、……サバナクローはアンタを尊敬してついてきたんだろうが!ちがうか?

それに昔言ってたでしょ、国王になれないなら自分の国を作ろうって。それも忘れたんですか?』



レオナ「……!!」



A先輩は砂嵐の中、進んでいきレオナ先輩に近づいていく



『アンタは十分王になる器ですよ、信頼できる部下や後輩もいて、要領もよくて魔法だって上手い……誇っていいと思うし、他の奴らの戯言に右往左往されるんじゃなくもっと堂々としてもいいとも思う


誰がなんと言おうと、アンタ……いやレオナ・キングスカラーは立派な"王"じゃないですか』



レオナ「俺が……王………」




『だから…………………』




俯いて動かなくなったレオナ先輩の肩に手を置いて目線を合わせ





『こんなところであーだこーだ言ってないで少し冷静になれや!!!!!!!』



ﾄﾞｺﾞﾝｯ!!




…………グーで殴った←





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