○ ページ24
・
ユウは昨日食堂であった出来事を事細かに説明した
昨日グリムが食堂で最後のデラックスメンチカツをゲットした時、ラギーにそのメンチカツサンドとミニあんぱんの交換を持ちかけられそれをグリムが拒否した途端何故か身体が勝手に動いてラギーにメンチカツサンドを渡してしまったらしい
グリムが思い出したように大声を出した
グリム「お、オレ様知ってるンだゾ!そのユニーク魔法使うヤツ!!」
リドル「!なんだって?」
ユウ「犯人はラギー・ブッチだ!!」
『……!ラギーが?』
リドル「捕まえて話を聞き出そう」
ケイト「えぇっと、ラギー・ブッチくんは……2年B組だね」
リドル「3人とも、ご協力感謝する!」
カリム「おぉ。なんかよく分かんねーけど、頑張れよ!」
リドル達は2年B組に向かい、そのまま去っていった
『…………俺も行ってくる』
ジャミル「行くのか?」
『嗚呼、……少し"話"をな。しばらくここを頼む』
ジャミル「大事にするなよ」
ジャミルは察してくれたのか深く聞かずに見送ってくれた
長い廊下を急ぎ足でB組の教室まで進んで行く
なんだか段々と向こうの方が騒がしくなってきた。あの素早いラギーの事だ、リドル達をからかって怒らせたんだろう。しかもこの学園の構造は軽い迷路みたいになってるから逃げたり隠れたりするのが得意なラギーには有利すぎる
近づくにつれ大きくなってくる音を頼りに足のスピードを速めていけば中庭の向こうから目当ての相手がこちらに気づかずに走ってきたのと同時に木の裏に隠れる
ラギー「シシシッ!3人がかりでそんなもんスかぁ？大した事ないッスねぇ(笑)」
エース「ゼー……ハー……ッ!な、なんなのアイツ!?めちゃくちゃすばしっこい!!」
デュース「はぁっ、ただ足が速い、というより、はぁ……高低差を飛び越える能力が尋常じゃないな……!」
グリム「ふなぁあぁ……オレ様でも追いつけないなんて……」
ユウ「そもそも体力ゼロの僕に勝ち目なし(泣)」
ラギー「シシシッ!こんなんスラムの裏道に比べたら余裕っスy……うわわっ!!??なんスか!?」
『俺の方が一枚上手だったな』
ラギー「えっA君!?」
ラギーがこちらに気づかずエース達を煽りながら木の方へ寄ってきた瞬間、ラギーを腕で担ぎ上げ地面から足を離し拘束した
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 344人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ニノな(プロフ) - 主人公とツイステキャラのイチャイチャをもっと見たいです (5月8日 13時) (
レス) @page38 id: 6b45914fd3 (このIDを非表示/違反報告)
maichametamtam(プロフ) - タグッチさん» ありがとうございます！ (2022年8月3日 14時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
タグッチ - maichametamtamさん» まだ書けなかったリクエストあるので、検討してみます(#^^#)コメントありがとうございます (2022年8月3日 13時) (レス) id: b99e2960f9 (このIDを非表示/違反報告)
maichametamtam(プロフ) - 妖怪学園Yの番外編を作ってください！お願いします！ (2022年8月1日 15時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
しろ - 素敵なあ作品ありがとうございます。質問なんですけど、主人公の前髪ってどんな感じの髪ですか？ (2022年4月1日 20時) (レス) id: bc0b4f3e27 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：タグッチ | 作成日時：2021年12月15日 22時
