○ ページ6
・
『もっとイメージするんだ』
アズール「っ……こうですか?」
『もう少し力を込めて、今自分が何をしたいのかをイメージして力を込めるんだ』
まずはAさんから水の魔法の使い方を教わった
最初は手のひらに水の球体を作ろうとしてもなかなかうまくいかなくて落ち込んだ
でもやっているうちに球体はもちろん、今では水を遠くまで飛ばしたりできるようになった
その次はユニーク魔法、僕が一番聞きたかった事だ
『ユニーク魔法?』
アズール「はい、僕どうしてもユニーク魔法を会得したいんです」
『つっても……ユニーク魔法は出るかどうかは本人次第だし、俺に教えられるかどうか……』
アズール「どうしても!!使えるように!!なりたいんです!!!」
『おおう………うん、顔近い()』
半ば無理にという形で教えてもらう形になったけどこれでいい、絶対アイツらを跪かせてやる……絶対に……!!
アズール「出来た……!僕の、ユニーク魔法!」
数ヶ月後に、何度も練習した成果が出た
ついに僕は"
なにより嬉しかった、とてつもない達成感を感じて今にも踊り出せそうだった
早くAさんに見せたい!と、ワクワクしながら陸に向かって泳ぎだせばふと気付く
何で、真っ先にAさんの事を思ったのだろう……?
そんな事を思いながらもAさんにユニーク魔法が完成した事を話せばすごく喜んでくれた
でも同時に僕がスクールで虐められていることを指摘され僕は今までの事を全部話してしまった
グズでノロマなタコ野郎と言われてる事、Aさんを利用していた事
『別に利用されたつもりはないな、俺が好きでやったんだし
てかお前の事グズって誰が言った、焼き魚にしてやるから言ってみろ』←
アズール「焼き……えっ!?」
予想とは違う意見で混乱するのと同時にナイフ片手に海に飛び込もうとしたAさんを大慌てで8本の手足でなんとか食い止める
多分僕はこんな風に自分の手足に感謝した事はない←
『……てかそんなに悪い事かよ、タコなのって』
アズール「は……」
『別にいいだろタコ、海の魔女だってタコの人魚だろーが
むしろそんな凄い人と同じ種類になれるなんてすごくねぇか?』
アズール「あ、あの人と一緒にしないでください……!たしかにそうだけど、次元が違う!」
『……アズールはさ、』
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 444人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
maiyui - 初めまして、この小説を読んでいたらすごく自分と正反対で"自分って無能だな"と思いました！作者さんこれからもたくさん書いてください！待ってます (2021年7月19日 21時) (
レス) id: 243c2e39e6 (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - 初コメ失礼します！面白すぎて一瞬で読んでしまいました笑更新頑張ってください！応援しています！！ (2021年7月19日 1時) (レス) id: 54373bcd9b (このIDを非表示/違反報告)
倒したを倒した - 夢主は受けですか？?受けですよね？?(攻めでも良い派) (2021年7月16日 22時) (レス) id: b75236f17d (このIDを非表示/違反報告)
純(プロフ) - すみません、茨の谷のお話なのですが、男主くんが１つ目のお話で名乗っているのに４つ目のお話でも名乗って、リリアさんが同じ反応をしてしまっています......。お話いつも楽しく読ませていただいてます。更新頑張ってください、応援してます。 (2021年7月12日 23時) (レス) id: 2995464ce6 (このIDを非表示/違反報告)
クレイ(プロフ) - 続き楽しみに待ってます！ (2021年7月5日 6時) (レス) id: a6777d967f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：タグッチ | 作成日時：2021年6月25日 23時
