「驚きパニック」 ページ34
・
旅から帰ってはや数週間
相変わらず俺は殺しの仕事している、でもそれで二人が安心して過ごせるなら安いもんだ
そんな俺にも昼頃に密かな楽しみがある、それは
『ジャミルじゃねぇか、お前も休憩か?』
ジャミル「嗚呼そうだが、どうした?」
『丁度今からデーツとチョコ買いに行くところなんだ、一緒に行くか?』
そう、昼のオヤツとしてデーツとチョコレートを食べる事だ
甘すぎずかと言って薄すぎない甘さが苦めのビターチョコによく合うからこの組み合わせが俺のお気に入りだ
ジャミルは少し考えながらも了承してくれて、早速バザールへと向かう
『すみません、デーツください』
ジャミル「あとココナッツも3つほど」
「あいよ!」
『カリムから頼まれたのか?』
ジャミル「どうせ後で飲みたがるだろうからな」
ますますママ味が増してんなジャミル←
「デーツとココナッツ、お待ち!」
『ありがとうございます』
「重いから気おつけるんだぞ?」
重いココナッツは流石に来てもらったジャミルに持たせるわけにはいかないから比較的に軽いデーツの方を持ってもらった
……それが間違いだと気づくべきだった
ジャミル「頼んでたのより重いな……」
「いつも来てくれるお礼だ!遠慮なく持ってきな!」ニコッ
ジャミル「ありがとうございま…………ピタッ」
『?どうした』
袋の中を確認してたジャミルの手が止まった、こころなしか少し震えてるその手がゆっくりと引き上げられる
ジャミル「………………し……が」
『おい、何が……あっ』
ジャミルの手に黒く照かる小さめの虫がさも自分もデーツの仲間ですみたいにこんにちわしてた
ジャミル「虫がぁぁぁぁぁぁッッッッ!!!!!!!!」
「『!!!??』」
ジャミル「うわああぁぁぁぁああぁ!!!!」
完全にパニックになったジャミルは手をブンブン振りながら炎の魔法をあちこちに打ち始めた
多分虫に当てようとしてるんだけど一つも当たってねぇの悲しすぎる←
『ちょ落ち着けジャミル!ステイステイ!!;』
ジャミル「j26ix2r5s2rks?v?:!!yksvh!!???」
『やべぇパニックで言語忘れてる!!ご乱心だァ!!!』←
「水持ってくるからまってろ!!」
ジャミルを羽交い締めにしまず手を拘束して魔法を打てなくして店のおじさんが持ってきた水を浴びさせれば冷静になったのか徐々に落ち着いてきた
・
444人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
maiyui - 初めまして、この小説を読んでいたらすごく自分と正反対で"自分って無能だな"と思いました!作者さんこれからもたくさん書いてください!待ってます (2021年7月19日 21時) (レス) id: 243c2e39e6 (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - 初コメ失礼します!面白すぎて一瞬で読んでしまいました笑更新頑張ってください!応援しています!! (2021年7月19日 1時) (レス) id: 54373bcd9b (このIDを非表示/違反報告)
倒したを倒した - 夢主は受けですか??受けですよね??(攻めでも良い派) (2021年7月16日 22時) (レス) id: b75236f17d (このIDを非表示/違反報告)
純(プロフ) - すみません、茨の谷のお話なのですが、男主くんが1つ目のお話で名乗っているのに4つ目のお話でも名乗って、リリアさんが同じ反応をしてしまっています......。お話いつも楽しく読ませていただいてます。更新頑張ってください、応援してます。 (2021年7月12日 23時) (レス) id: 2995464ce6 (このIDを非表示/違反報告)
クレイ(プロフ) - 続き楽しみに待ってます! (2021年7月5日 6時) (レス) id: a6777d967f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:タグッチ | 作成日時:2021年6月25日 23時