ランプの魔法はいかが？【2】

○ ページ33

・



ジャミル「おい、どうした?ぼーっとして」


カリム「おーいA?」



当たり前だが見れば見るほど二人共この3年で成長していた


カリムは背が高くなって身体にはもっと筋肉がついていて、顔つきもさらにかわいi……男らしいな、うん←


ジャミルは肩辺りまであった綺麗な髪が肘辺りまで伸びて結んでいた、それに顔つきも美人寄りで良くなってる



『……今日も俺の子が素晴らしい()』


ジャミル「この3年で何があった()」



カリム「A背が伸びたな!前よりもっと綺麗になってるぜ!」


『は？好き』←


カリム「?俺も好きだぜ!!」



ジャミル「…………」


『ジャミルも大好きだぞ』



ジャミル「!!……ﾌﾝ、バーカ」



すっかりいつもの調子になった俺達はカリムに肩を組まれながら長い廊下を歩きながら旅の出来事や家での出来事をお互い話ながら笑い合う



そんな事をすればあたりはすっかりと夜になってた




カリム「そうだ!今日3人で俺の部屋で寝ないか?」


『マジで?』


ジャミル「そう簡単に他人を自室に連れ込むなって」



カリム「他人じゃないぞ?俺達親友だろ!」



ジャミル「そうじゃなくて……!はぁ」



『いいじゃねぇかたまには、な?』



ジャミル「…………一番寝心地がいい枕で寝てやる」←


『そういうところはちゃっかりしてるよな』←



カリム「そうと決まれば行こうぜ!!」ｸﾞｲｯ!



ジャミル「!?引っ張るな!」



『おーおー転ぶなよ??』





こんな何気ない幸せが続きますように


そう静かに心の中で祈った





・

「驚きパニック」→←「帰還」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す