「帰還」 ページ32
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ついに戻ってきた、熱砂の国の絹の街
3年ぶりにこの熱砂特有の暑さを身に感じれば帰ってきたんだなとしみじみ思う
先程家の方に帰って父さんに旅の報告をして来たばっかりでつくのが少し昼頃になってしまった
途中兄貴達に絡まれて必死に逃げてきた←
で、今カリムの家の門を通り抜けばよくカリムとジャミルが追っかけっこ(?)してた懐かしい景色が目に入る
『……そういやここら辺でジャミルがダンスの練習してたんだっけ』
監視カメラでバレバレだったけどな(笑)
『まずは旦那様に挨さt「バッ!!!」!?』
突然後ろから風を切る音がした瞬間
腕を動かす前に目の前真っ暗になって身体に凄い衝撃が走った、その上上半身がなにかに包まられいきなり万力で締め上げられた
カリムって大蛇飼ってたっけ!?
『ッーー!!ッーー!!』
不味い!もしこれが敵だ敵襲としたら!?いや、だとしたら襲い方斬新すぎないか??巻き付くて()
カリム「おーい!待てって!!」
ジャミル「だからあれ程部屋から出すなって……!……は?」
カリム「!!A!!!!」
『!?ッー!?グェッ……!』
カリム?この声もしやカリムとジャミルか??お前ら何してんだよ!!
カリム「A!!!帰ってきたんだな!!!!(泣)」
ジャミル「お前ってやつは……!!遅いんだよ!!!」
『…………』
腹にはカリムが乗っかって抱きついてるし、頭部あたりはジャミルがポカポカ殴ってるし、未だにまだ俺の身体にはなんか巻き付いてるし…………カオスかよ
『……ん、ふぁりふ(おい、カリム)』
カリム「グスッん…?なんだ??」
ジャミル「!!そうだった、コラ絨毯!離れるんだ」
絨毯「〜♪」
『プハッ………………酸素不足で絨毯飛んでるように見える』
ジャミル「現実だ」
カリム「物置にあったのを見つけたんだ!で、父ちゃんを説得して譲ってくれたんだ!!」
『…………国宝レベルだよな?』
ジャミル「嗚呼(白目)」
俺最悪の場合ナイフで破こうと思ってた()
改めてカリムとジャミルの方を向けば二人共泣いたせいで目が充血してたから近くの噴水で顔を洗ってもらった
カリム「はぁ〜冷たい!」
『あんな泣き腫らすとは思わなかったよ』
ジャミル「……Aが悪い」
『何でだよ()』
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maiyui - 初めまして、この小説を読んでいたらすごく自分と正反対で"自分って無能だな"と思いました!作者さんこれからもたくさん書いてください!待ってます (2021年7月19日 21時) (レス) id: 243c2e39e6 (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - 初コメ失礼します!面白すぎて一瞬で読んでしまいました笑更新頑張ってください!応援しています!! (2021年7月19日 1時) (レス) id: 54373bcd9b (このIDを非表示/違反報告)
倒したを倒した - 夢主は受けですか??受けですよね??(攻めでも良い派) (2021年7月16日 22時) (レス) id: b75236f17d (このIDを非表示/違反報告)
純(プロフ) - すみません、茨の谷のお話なのですが、男主くんが1つ目のお話で名乗っているのに4つ目のお話でも名乗って、リリアさんが同じ反応をしてしまっています......。お話いつも楽しく読ませていただいてます。更新頑張ってください、応援してます。 (2021年7月12日 23時) (レス) id: 2995464ce6 (このIDを非表示/違反報告)
クレイ(プロフ) - 続き楽しみに待ってます! (2021年7月5日 6時) (レス) id: a6777d967f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タグッチ | 作成日時:2021年6月25日 23時