○ ページ4
・
アズール「Aさん!Aさん!」
『?どうした』
今日も今日でリーチ兄弟に泳がされ()た後、テントで休んでいたら海面からアズールが興奮した様子で俺のもとにやって来た
アズール「僕!ついに完成させたんです!!」
『!ユニーク魔法をか』
アズール「はい!Aさんが魔法を教えてくれたおかげです!」
最近アズールは魔法の使い方をよく聞いてきたけどまさかユニーク魔法のためとは……というか
『すごいじゃねぇか、どんな魔法なんだ?』
そう聞けば待ってました!と言わんばかりに肩にかけたバックからゴソゴソと何かを取り出したのは……
金の契約書だった
アズール「この魔力を込めた契約書。これにサインさえ取り付けば、どんな能力でも相手から奪う事ができる……
その名も、"
『おぉそりゃまたすごい魔法を……』
何かを封じたり精神を操るのはもちろん、ましてや相手の能力を奪える魔法となるとそれに見合う高度な技術が必要になる
その上その魔力を制御する
アズール「これでアイツらを跪かせてやる……!」
『……アズール、前々から気になってたんだが
お前虐められてるだろ』
アズール「!」
以前魔法学を教えてた時に使ってたアズールの教科書を見た時から不審に思っていた、
勉強だけではあそこまで破れたりしないし､何より時々背中に何か叩かれたような跡が残っていた、それで不審に思わないやつはいないだろ
アズール「……えぇ、そうですよ……
グズでノロマなタコ野郎、それが僕のあだ名……だからですよ、こうやって勉強して、今度は僕がアイツらを跪かせてやるんだ……っ」
『…………』
アズール「Aさんの知識を利用して魔法を完成させたのも目的の一つです…………どう思います?僕の事」
『別に利用されたつもりはないな、俺が好きでやったんだし
てかお前の事グズって誰が言った、焼き魚にしてやるから言ってみろ』←
アズール「焼き……えっ!?」
海に飛び込もうとすればすごい勢いでアズールの手足に止められる、こんちくしょう()
『……てかそんなに悪い事かよ、タコなのって』
アズール「は……」
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 444人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
maiyui - 初めまして、この小説を読んでいたらすごく自分と正反対で"自分って無能だな"と思いました！作者さんこれからもたくさん書いてください！待ってます (2021年7月19日 21時) (
レス) id: 243c2e39e6 (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - 初コメ失礼します！面白すぎて一瞬で読んでしまいました笑更新頑張ってください！応援しています！！ (2021年7月19日 1時) (レス) id: 54373bcd9b (このIDを非表示/違反報告)
倒したを倒した - 夢主は受けですか？?受けですよね？?(攻めでも良い派) (2021年7月16日 22時) (レス) id: b75236f17d (このIDを非表示/違反報告)
純(プロフ) - すみません、茨の谷のお話なのですが、男主くんが１つ目のお話で名乗っているのに４つ目のお話でも名乗って、リリアさんが同じ反応をしてしまっています......。お話いつも楽しく読ませていただいてます。更新頑張ってください、応援してます。 (2021年7月12日 23時) (レス) id: 2995464ce6 (このIDを非表示/違反報告)
クレイ(プロフ) - 続き楽しみに待ってます！ (2021年7月5日 6時) (レス) id: a6777d967f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：タグッチ | 作成日時：2021年6月25日 23時
