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私は急いで屋敷に戻った
侍女「お嬢様！…お帰りなさいませ」
『お父様はどこ？』
侍女「来客中でございます、応接間においでです」
『そう、ありがとう』
来客…仕方ない、お帰りになるまで待とう
父「なに？！また失敗したのか！」
？「も、申し訳ありませんエルマーナス様！！
日本にいる協力者が、第一王子の居場所を掴むところまでは成功したのですが、人混みにあることが多く
その上、逃げ足も早く」
父「言い訳をするでない！！」
？「も、申し訳ありません！！」
日本？確か、シトロン様が好きな " げえむ " とやらは日本製の物ばかりだったような…
父「もう一度、刺客をおくれ！
殺さずとも、王位継承が危ぶまれる程度の傷か
もしくは日本から出られなくして仕舞えば良い！
これが、そんなに難しいか！！」
？「いえ、仰せの通りに！
ですか、余り心配はいらないかも知れません
どうやら第一王子は、演劇に魅せられ
日本で劇団員になったようです」
父「戯けたことを、一国の王子ともあろう者が
下らない芸事にうつつを抜かす訳がないだろう！
きっとそれも、姿を隠すカムフラージュに過ぎぬ！
はぁ…証拠でもあるのか？」
？「はい、こちらがお写真です」
父「ふっ、下らん
まあ、遊び呆けていれば気も抜けて
こちらも狙いやすくなる
引き続き監視しろ、いいな」
？「はい、エルマーナス様」
演劇？写真？？
とにかく、それを手に入れなければ
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シトロン(プロフ) - 藤李さん» コメントありがとうございます！読んでもらえて、とってもうれしいです^_^ (2020年3月28日 17時) (
レス) id: 99f8d835d1 (このIDを非表示/違反報告)
藤李 - とっても面白かったです！続きが出るの楽しみにしてます！ (2020年3月28日 10時) (レス) id: b71c5bc041 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シトロン | 作成日時：2020年3月2日 13時
