No.39 なんとかなった ページ39
Aside
校長先生、凄いな。全部お見通しで、私が悩んでたこと解決に導いてくれた…相澤先生も。
私は寮に帰ってから、すぐに部屋に戻ってベッドに座ってボーっとしてた。
『相澤先生、何回言いたそうな顔してたな……』
ｺﾝｺﾝｯ
誰だろう…
『はーい』
お茶子「Aちゃん、大丈夫？」
『お茶子ちゃん、大丈夫だよ！どうしたの？』
お茶子「晩御飯、一緒に食べよ？」
『まだ食べてなかったの？』
お茶子「うん、待っとった。」
『ありがとう、一緒に行く！』
ああ、私、今幸せだな。気にかけてくれるお友達がいて、暖かい部屋もある。理解してくれる人も沢山いる。…良かった。
お茶子「明日、一緒に勉強せぇへん？」
『あ、明日、相澤先生と病院に行かないといけないの。ごめんね？』
お茶子「えっ、大丈夫なん？」
『うん、もう、自傷行為しなくていいように、体にアイテムつけに行くだけだから』
お茶子「そんなんあるんや、良かったね！」
『うん、もう傷増えないから、少し安心して個性が使える』
ご飯を食べ終わった後、直ぐにお風呂に入って眠りに付いた。明日は土曜日だから少しだけゆっくり寝てられる。
『ﾝ……起きないと…』
朝の準備を終えた頃に、相澤先生が迎えに来た。
緑谷「あ、相澤先生！おはようございます！」
相澤「ああ、おはよう、茅原は？」
緑谷「あれ、さっきまで居たんですけど…」
轟「あいつならさっきエレベーターに乗ってたから部屋に戻ったんじゃねえか？」
相澤『そうか、ありがとう』
たくっ、準備しとけって言ったのに……
ｺﾝｺﾝｯ
相澤「おーい茅原。準備できてるか？」
『はい！出来てます！スマホ忘れちゃって、すみません、わざわざ部屋に来てもらって…』
相澤「…あ、いや、大丈夫だ。行くぞ。」
『はい……』
やっぱり昨日からおかしい……？
疑問を抱きながらも車に乗った。
相澤「茅原、これ舐めとけ」
『あ、酔い止め……はい。』
相澤「あと、これも持っておけ」
『紙袋……すみません。』
相澤「いや、なぜ謝る。」
『………。』
相澤「それより、俺、お前の連絡先知らないから教えてくれないか？なんかあった時のために。」
『分かりました』
それからの車内は無言で、病院に着いた。
相澤「体調は大丈夫か？」
『はい、大丈夫です』
相澤「…行くぞ。」
「はい」
前と同じで、病院の受付に行ったらすぐに診察室に通された。
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まり - 面白いです！続きが気になります！更新を楽しみに待ってます！ (2021年10月30日 19時) (
レス) @page49 id: b84319601f (このIDを非表示/違反報告)
ユキヒメ - 一気読みしました！！凄い面白いです！いつか茅原ちゃんが自分の個性をちょっとでも好きになってほしいですね！続き待ってます！ (2021年10月10日 22時) (レス) @page48 id: 71ae120a1a (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 続き気になる……… (2021年9月10日 20時) (レス) id: 74db5d0728 (このIDを非表示/違反報告)
柚李（ﾕｽﾞｲ）(プロフ) - 彩さん» はじめまして！コメント嬉しいです！ありがとうございます！！ (2021年9月10日 20時) (レス) id: 12fef889be (このIDを非表示/違反報告)
彩 - はじめまして!今回作品読ませて頂きました!とっても面白くて更新が待ち遠しいです!頑張って下さい!応援してます! (2021年9月10日 19時) (レス) id: b21ab144c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星城 ゆずか | 作成日時：2021年9月4日 23時
