No.38 どうにかとは。 ページ38
Aside
落ち着かない。大丈夫だよね？居なくならないよね？
ミッドナイト「茅原さん、大丈夫よ。イレイザーはああ見えて図太いから」
『…はい。』
ｶﾞﾁｬｯ
『先生！』
根津「おっ、戻ったね、どうだった？？」
相澤『…薬の効果は間違いないと思います。現に腕の痺れも元通りです。……ですか、副作用はげしいですね。』
根津「これが限界なんだそうだ。結構強い毒性を持ってるみたいでね、速効性の方を重視して作った結果の効力なのさ。」
『…………』
マイク「でも、イレイザーでこうなってたら、生徒たちはもっと酷そうですねぇ」
根津「命には変えられないよ。」
『ごめんなさいっ、私のせいで……』
相澤「誰もそんな事言ってないだろ…確かに薬はキツかったが、お前が個性を使いこなせる様になれば良い。」
根津「そうだよ、あとはー、考えたんだけどね、傷口を永久に塞がず、そこに蓋のような物ををつけるってのを考えたんだけど……」
パワーローダー「あっ、はい。アイテムは作ったんだけどね、これは医療行為になってしまうから病院に行って付けてもらってね、ここのボタンを押したら開くようになってる。もう傷を増やさなくていい様に付けた方がいい、これはイレイザーの案だよ。」
『ｯ……ありがとうございますっ……』
相澤「教師として茅原の傷が増えるのは見ていられないからな。」
マイク「まぁ、そうだな。」
相澤「明日放課後、また病院に行くぞ。」
『はいっ！』
根津「じゃ、教師陣にこの解毒薬を10錠づつ持っていてもらうよ！何かあった時には、近くにいた教師が対応に当たって下さい、お願いしますね」
「「「はい。」」」
根津「今日の会議はこれで終了さ！」
相澤「送ってく。」
『え？すぐそこじゃないですか、寮。』
相澤「…送る。」
『はい…』
なんだろ、なんか、不機嫌？？
『あ、パワーローダー先生の言ってたやつ、ありがとうございます。』
相澤「いや、良い、毎回傷を付けないといけないのは合理的じゃ無い。」
『…相澤先生も考えてくれたの、嬉しいです』
相澤「何にやにやしてんだ。」
『してませんっ！』
話をして歩いてたら寮の前に着いてしまった
相澤「……茅原、また明日な。」
『はい！おやすみなさい！』
相澤「ああ。」
相澤先生は何か言いたそうな顔をしていたが、言わずに学校の方へ戻ってしまった。
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まり - 面白いです！続きが気になります！更新を楽しみに待ってます！ (2021年10月30日 19時) (
レス) @page49 id: b84319601f (このIDを非表示/違反報告)
ユキヒメ - 一気読みしました！！凄い面白いです！いつか茅原ちゃんが自分の個性をちょっとでも好きになってほしいですね！続き待ってます！ (2021年10月10日 22時) (レス) @page48 id: 71ae120a1a (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 続き気になる……… (2021年9月10日 20時) (レス) id: 74db5d0728 (このIDを非表示/違反報告)
柚李（ﾕｽﾞｲ）(プロフ) - 彩さん» はじめまして！コメント嬉しいです！ありがとうございます！！ (2021年9月10日 20時) (レス) id: 12fef889be (このIDを非表示/違反報告)
彩 - はじめまして!今回作品読ませて頂きました!とっても面白くて更新が待ち遠しいです!頑張って下さい!応援してます! (2021年9月10日 19時) (レス) id: b21ab144c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星城 ゆずか | 作成日時：2021年9月4日 23時
