No.32 多様性 ページ32
『あ、できました！』
相澤「拳銃を出して今日一のテンションか。」
『多分、私が想像したやつはなんでも出来るんだと思います……あの、打ってみてもいいですか？』
相澤「それ、玉入ってるのか？」
「……？どうやって確認するんですか」
相澤「そこの……ってか、なんでこんなに精巧に想像できるんだ……｣
マイク「そうだな、拳銃見た事あるのか？」
『小さい頃家に……』
相澤「なぜ家に拳銃があるんだ……」
『……わかんないです。……？？』
なんでだ？？？
相澤「まぁ、それは今度だ｣
『はい』
相澤「さすがにここで打つ訳にもいかない。それ、さっきの糸状に戻せ」
『戻れ。』
マイク「茅原飲み込み早いな！」
相澤「…それ、体内に戻せるか？」
『えっ。戻すんですか？』
相澤「あ、その前に、液体にして床に落としてみろ」
『え……ふぅ……』
ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬｯｯｯｯ
『うわぁ…………』
相澤「それをもう1回自分で操ることは出来るか？」
もう一度…浮かす……
『ｯ……………。浮きますね。』
相澤「…………すごいな……」
『これ、戻しますか？』
相澤「戻せるか？」
『多分……あ、傷口塞いでもらったので、ｯ……ｧ…』
細い糸状になった血液が手首の血管に入っていく。
『ｲﾀｯ…ｲｯ……ﾊｧｯ……ﾝﾝｯ』
「「「「( ˙-˙ )」」」」
『ｳｳｯ……注射みたいｯ……さいあくｯｯ(
இ﹏இ`｡)……？？？
どうしたんですか、先生方。』
相澤「個性を使い終わるまで傷は塞がない方が良さそうですね」
リカバリーガール「そうだね。」
マイク「その方がいい。」
13号「そっ、そうですね！」
相澤「戻してみて、どうだ？」
『んー、特に変わりは無いですね。』
相澤「そうか、じゃ、今後はそのようにして戻す事。他人に触れさせない事。使い過ぎないこと。具合が悪くなったらすぐに俺に言うこと。何か変わった事があれば、すぐに個性の使用を中止する事。しばらく俺の前以外で使わない事。」
『あっ、はい。』
マイク「ルール多いなぁ！まぁ、仕方ないか！」
相澤「とりあえず、今日は上出来だ。……ﾎﾟﾝｯ」
『はい(´˘`＊)』
マイク「茅原…笑うようになったなぁ！」
『そうですか？』
マイク「ああ！笑ってた方が可愛いぜ！！！」
相澤「……お前、何言ってるんだ。きもいぞ。」
『笑笑笑』
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まり - 面白いです！続きが気になります！更新を楽しみに待ってます！ (2021年10月30日 19時) (
レス) @page49 id: b84319601f (このIDを非表示/違反報告)
ユキヒメ - 一気読みしました！！凄い面白いです！いつか茅原ちゃんが自分の個性をちょっとでも好きになってほしいですね！続き待ってます！ (2021年10月10日 22時) (レス) @page48 id: 71ae120a1a (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 続き気になる……… (2021年9月10日 20時) (レス) id: 74db5d0728 (このIDを非表示/違反報告)
柚李（ﾕｽﾞｲ）(プロフ) - 彩さん» はじめまして！コメント嬉しいです！ありがとうございます！！ (2021年9月10日 20時) (レス) id: 12fef889be (このIDを非表示/違反報告)
彩 - はじめまして!今回作品読ませて頂きました!とっても面白くて更新が待ち遠しいです!頑張って下さい!応援してます! (2021年9月10日 19時) (レス) id: b21ab144c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星城 ゆずか | 作成日時：2021年9月4日 23時
