５話 ページ7
ｽｯ...
九条『美穂は、一人で寝れるのかい？』
美穂『...怖いから無理。』
九条『そうかい。』
美穂『ごめんなさい...。』
九条『攻めてないから大丈夫だよ。美穂は、あまりに大人ぽいから、子供らしい事があって嬉しいよ。』
美穂『そうなの？』(子供らしい行動になるように頑張ろう。)
九条『そうだよ。タオル等を買ったら、食事にしよう。本はその後に行こうか』
美穂『はい!!』
九条『美穂は、何が食べたい？』
美穂『オムライス!!』
九条『この辺に、オムライスが食べれる所は何処だろうか？』
美穂『あれ美味しそう!!』ﾀﾀｯ...
九条『美穂!!』(見失う訳に行かない)ｽﾀｽﾀ...
美穂(お店まで走ったのは、九条さんが、私を追いかけてくれるか、少し試したい気持ちもあったから。)
九条『...美穂、離れたらダメだろう？』
美穂『ごめんなさい...。』
九条『これからは、気を付けて行動をするんだよ？』
美穂『うん!!』(九条さん。会って間もないのに、追いかけてくれてありがとう。)
九条『店の中に入ろうか』
店員〈いらっしゃいませ、何名様ですか？〉
九条『二名で』
店員〈案内致します。〉ｽﾀｽﾀ...
美穂『広い...。』
九条『そうかい？』
店員〈此方です。ご注文が決まりましたら、そちらのボタンを押して下さい。〉
九条『では、オムライスを二つ下さい。』
店員〈畏まりました。他にご注文はありますか？〉
九条『では、ホットコーヒーを一つ。後、りんごジュースを一つ下さい。注文は以上です』
店員〈畏まりました。失礼致します。〉
ｽﾀｽﾀ...
九条『美穂...。君は、まだ幼い。一人で外出するのは危険だ。買い物も散歩も、僕と一緒なら行動しても構わない。』
美穂『うん』
九条『子供らしいけれど、程々にするんだよ？』
美穂『うん』
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作者名：御影ルナ | 作成日時：2020年3月21日 22時
