２１話 ページ23
三月「...美穂さん、此処で家事を。」
二階堂「あの時の...。」
美穂『ええ、思い出したみたいね。』
二階堂「はい...。」
美穂『謝罪するなら、きちんと顔を見て謝ってくれる？』
二階堂「その、怪我させてすみませんでした。」
美穂『謝罪してくれたから、今回は許してあげる。それと...』
二階堂「それと？」
美穂『私の登場で、千葉サロンの話を一瞬で忘れたでしょ？暴露されたら、今みたいに話をそらしてあげる。』
二階堂「えっ...」
百「見方になってくれるんですか?!」
美穂『ええ。』
一織「確かに、千葉サロンの話を忘れて、美穂さんに注目をしてしまいました。」
美穂『そうでしょ？』
楽「はい。」
美穂『...貴方が、九条 天？』
天『はい。』(何を言われるだろう？)
美穂『写真を見るより、可愛いわね。』
天『写真ですか？』
美穂『ええ。《私の家族で、大切な弟の天。これから、宜しくね♪》』
天『?!...九条さんが言ってたのは、美穂さんの事だったんですね。１４年ぶりに、日本に帰って来るとは聞いてました。初日から、怪我をして家に帰れないと。』
美穂『そこまで、聞いてたなんて思わなかったわ。』
龍「天。美穂さんが、来日する。って、知ってたの？」
天『名前は聞かされて無かった。人を送るから、これから仲良くするように。と、言われたから。』
三月「美穂さんは、これから何をするんですか？」
美穂『これから、私は天と同居して過ごすし、仕事は、もう少ししたらするわ。』
楽「同居?!」
四葉「美穂姉。また、此処に遊びに来る？」
美穂『勿論。』
千「天くんと同居って、結婚するの前提になの？」
天『誤解しないで下さい。』
逢坂「美穂さん。此処に居る人だけに、関係を打ち明けたらどうでしょうか？」
美穂『天は、打ち明けても良いの？』
天『誤解されるよりは、打ち明けた方が良いと思います。』
美穂『そうね。改めて、九条 美穂です。戸籍上は、天と理の姉にあたります。これから、宜しく。』
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作者名：御影ルナ | 作成日時：2020年3月21日 22時
