１３話 ページ15
七瀬「や、大和さん。大先輩のアイドル怪我させた、どうしよう!!」
六弥「...マネージャー呼んで、謝罪しましょう。」
逢坂「切腹して、謝罪します。」
ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ...ﾋﾟｯ
美穂『もしもし。』
九条『美穂かい？日本に着いたんだろ？』
美穂『はい。人とぶつかり、軽い捻挫しました。』
九条『怪我...。一人で行かせなければ良かったか。家に帰れそうかい？』
美穂『無理です。それに、ぶつかった相手から、きちんと謝罪されて無いので、謝罪して貰えるまでは、家に帰れません。』
九条『そうか...。仕事の事を話しても大丈夫かい？』
美穂『はい、マネージャー。』
九条『明日からの二週間は、仕事は入ってない。ゆっくり、体を休めなさい。』
美穂『分かりました。お休みなさい。』ﾋﾟｯ♪...
七瀬「あの...、美穂さんのマネージャーは、何て言ってましたか？」
美穂『明日から二週間は、仕事がOFFだからゆっくり休んで。って、言われただけ。』
六弥「マネージャーに電話したら、社長・バンリ・マネージャーの三人で、今から此処に来るそうです。」
四葉「俺ら、何もしてないのに説教されるのヤダ。」
美穂『君たちは、私が庇うから心配しないで良いよ。』
四葉「本当か、美穂姉!!」
逢坂「環君、敬語で話して!!」
美穂『環と陸は、美穂姉。って、呼んでも良いわよ。一応、家族の知り合いみたいだもの。』
七瀬「知り合い？」
美穂『ええ。今から話すことは、秘密にしてくれるかしら？』
全員「はい」
美穂『私は、九条 美穂。天と理の姉にあたるの。理とは一回会ったけど、天とはまだ会ったことが無いんだ。』
七瀬「天にぃの？」
四葉「理は、何処に居るんだ?!」
美穂『アメリカよ。それと、私の旧姓は二条。』
六弥「九条氏の家族は、複雑過ぎマス。」
四葉「何で、美穂姉は九条になったんだ？」
美穂『実の両親に、九条さんの元に行くように言われた。私を、九条さんの元に養子に出せば、多額の金が貰えるから。』
四葉「...悲しく無かったの？」
美穂『悲しくは無かった。だって、喧嘩してる所を沢山見てたから』
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作者名：御影ルナ | 作成日時：2020年3月21日 22時
