さーんっ! ページ23
あーじゃないこーじゃないとゲームで騒いでると
あっという間に時計の針は夜中の2時過ぎを指してて
久しぶりにこんな夜ふかししてしまった。
「んーーー!!そろそろ寝ようかグク」
JK「んー??あ…もうこんな時間?」
「どうせ明日も出かけるんでしょ??」
JK「…んっ。」
そう返事しながらもゲーム機を手放さないグク。
ふぁぁぁ。まあいいか。眠くなったら寝るだろう←
ベッドに寝転ぶと隣に腰を降ろしてポチポチゲームするグクの姿。
瞼がどんどん落ちてきて目をつぶる。
グクの優しい「おやすみ」って言葉に返す事も出来ず意識を飛ばす。
JK「A??寝た??」
「……んっ…」
JK「ははっ!本当に寝顔赤ちゃんみたい!」
さあA。自由になる時だよ…
いっぱいワガママ聞いてくれてありがとう
こんな僕を愛してくれてありがとう
JK「いっぱい幸せだったよ。」
Aは怒るかな?
勝手な事して!!って…想像したら笑っちゃった。
でも僕ヒョンからいっぱい学んだんだ
好きな人の幸せを願える男って凄いかっこいいよ。
Aもそうだったよね?
ヒョンの幸せを必死に願ってたよね
自分の気持ち押し殺してさ…
ヒョンとAはそんな事でさえ想い合っていたんだ。
お互いがお互いを幸せであります様にって
僕もそんなかっこいい二人みたいになりたい
大好きなヒョンと大好きなAの様に。
JK「A…A……」
これは僕からのおまじない
Aが素直になれるおまじない
もう気持ちを隠さなくていいんだ
眠るAの唇にちゅっと優しくポッポする
その瞬間頭の中でAとの思い出が一つ一つ再生される
一生のお別れするわけじゃないのに。…笑
最後にさらっと頭を撫でる
JK「…A……ヌナ
今度はヌナが幸せになる番だよ
明日は最高な日にしようね。」
明日の準備でもしようかな…寝たら起きれない気がする。笑
いっぱいいっぱい…ありがとう。ヌナ。
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作者名:雅 | 作成日時:2019年11月15日 9時