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---もしAが男の子だったら?---


何回もやり直し同じ曲を聞き続けて早3時間


HS「ん…少し休憩入れましょうか。」

JN「もう…しばらく動けなーい…」

HS「Aちょっといい??」

「はい…」


いつも完璧なAが今日は何故か集中力も途切れ途切れで体調でも悪いのか心配になる。


HS「どうしたの??」

「…何がですか?」

HS「体調でも悪い??」

「いえ…普通です。」

HS「じゃあ…ただやる気が無いのか?」

「そう見えてるならそうかもしれませんね。」

HS「じゃあ帰れよ…みんなの目障りだから。」

JN「違うよね??ちょっと疲れただけだよね??」

HS「ヒョン否定しないんだからそういう事です。
甘やかしすぎです。だから調子乗るんですよこうやって。」


小さな声で「すみませんでした。」なんて挨拶してから荷物を持って外に出て行くA
いつもなら俺がどんなに帰れって怒鳴っても意地でも最後まで残っていたAがあっさり引き下がる。

結局最後まで戻ってこなかった
宿舎に帰ってみるとAの姿はなかった
カトクも未読、電話も出ない…思い当たる場所はAの作業室
事務所に戻る事をヒョン達に伝えタクシーで急いで向かう。


マネ「あれ??ホソク忘れもんか?」

HS「いや…Aが帰ってなくて…」

マネ「Aなら作業室でお前等のレッスン風景見てるぞ。データ貸してくれって言われてな〜」

HS「…行ってみます。」


作業室の前に着いて中を覗いてみるとパソコンにはレッスン風景それを見ながら必死に練習するAの姿。

こんな狭い所で練習したって意味無いよ…


コンコン


「……。」


ガチャッ


HS「…お前ずっとここでそうしてたの?」

「僕はみんなより下手だから…
ジョングガみたいに出来ないから…」

HS「…グガ??」


どうやらAはみんなに劣等感を抱いてるらしい
特に歳が1個しか変わらないしかも年下のジョングガに
黄金の末っ子なんて呼ばれて歌も上手ければダンスもできる…おまけに愛嬌もある


HS「誰もグガみたいなお前を望んでないよ?」


そんな当たり前な事を言ってやると大きい目を更に大きく開きうるうるさせてる


HS「AはAらしくいればいいんだ…
誰の真似もしなくていいんだよ?
それに下手くそなんてナムジュナやジニヒョンの前で言うなよ??笑」ナデナデ


結果、飴と鞭黄金比率なお兄ちゃんホソクEND

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設定タグ:BTS , キムナムジュン , 紅一点   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2019年11月15日 9時

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