にーっ！ ページ11
遅めの昼食を済ましお散歩しながら水族館に向かう。
しかし背中に背負ってるでかいカバンには何が入ってるんだろうか…重くないのか…？
一歩後ろをトコトコついて行くと急に立ち止まられグクのリュックサックと顔面がクリーンヒット！
「あだっ！鼻折れた！！」
JK「折れないよ〜それくらいじゃ！」
「もー…何？？」
JK「俺等デートしに来たんだよね？」
「えっ？…うん…そうだよ？
初デートらしいデートしてみました〜」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
JK「あはっ！じゃあはい！」
私の手とグクの手が絡み合う
ここは私の地元で
隣に居るのは彼氏で
なんかもの凄い青春しちゃってるんじゃない
アイドルやり始めてからもうこんな事出来ないと思ってた…
JK「ペンギンいるかな？？」
「いるいる〜いっぱい泳いでた気がする！」
JK「気がする？？」
「だって最後に水族館行ったの小ちゃい時だもーん！」
JK「今でも小さいじゃん！笑」
「身長の話じゃない！！！」
JK「あははは！」
結構歩くかな？なんて思ってたけどふざけながら向かうとあっという間に水族館に着いて
グクが少しだけカタコトの日本語でチケット買うからクスクス笑ってしまった。
しっかりムービーも撮りましたよ←
イルボンARMYさん…日本語グクさんお納め下さい
JK「すげーーー！！水槽のトンネルだー！」
「ふふっ！あ…エイ来たよエイ！可愛い〜♪」
JK「あ、あれAにそっくりじゃん！」
「…チビいじりさっきから多くない？！」
JK「あー…可愛いとこがそっくりだよ？？」
「ただ小さい魚だから私そっくりって言ったんでしょ？！分かってるんだからね〜」
トンネルをくぐると大きい水槽コーナーに入り
ペンギン〜サメ色々な水槽が並んでいた。
「やー！ペンギン♪ペンギン♪」
久しぶりに見たこの愛くるしいペンギンちゃん！
グクの手を離しペンギンの水槽に一直線
あー…私の癒やし…ペンギンってなんでこんなに可愛いの？？
JK「A〜」
「ん〜？？」
JK「こっち向いて〜？？」
「なーに？」
ﾊﾟｼｬｯ
そこにはリュックサックから取り出したんだろう一眼レフカメラを持ち写真を撮るグクの姿
振り向きざまとかどんだけブスに映るか分かってるかねこの子は！
「私じゃなくてペンギン撮ってよ〜ペンギン！」
JK「はいはい…じゃあそこにしゃがんで？
ペンギンと一緒に撮ってあげる！」
「わーい！私も後で撮ってあげるね？？」
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作者名：雅
| 作成日時：2019年11月15日 9時
