ユンギさんとの恋愛は甘々

いつもの日常 ページ2

UN「ヌナー戸締りしといたよ〜」

「んー…あれ、もうこんな時間？」

UN「伝票整理？」

「そうなんだけど…今月ちょっと仕入れすぎたかもっ」

UN「……。」

「何よその顔。」

UN「無自覚？もー、ホール出てる俺の気持ちも考えてよ〜」


そう言って隣に腰を掛けて大量の伝票を覗き込んでくる

ぬ、ヌナだってホール出てるし！


「こらこら…ここは良いからもう上がりな？」

UN「今日の分はもうアップロードするだけ？」

「あー…うん。編集は終わってるよ〜」

UN「ヌナ顔出ししたらもっと伸びると思うよ？」

「絶対嫌。」

UN「ふ〜ん…ま、俺もここ無くなったら困るしいいか〜

じゃ、俺上がるね〜」

「お疲れ様でした〜気をつけてね？」

UN「はーい、ヌナも早く上がりなよ〜」


手を振りながらロッカールームの方へ消えていくウヌを見送ってからもう一度データ入力していたPCと向き合う


結局上がったのは22時過ぎだった。





「ぷはぁ〜！仕事終わりのビールうっま〜」


お風呂から上がって携帯をスクロールしながら簡単なおつまみと一緒にビールを流し込む

昨日アップロードした動画はもうこんなに再生されたのか〜

コメントの反応もよさそう

DMがまた溜まってきちゃったなぁ

今日はどれをアップロードしようかな〜


頭の中はそればかり。


《リクエストいいですか？》

《いつも応援してます！》

《Aさんの歌声は聴いてて落ち着きます。》


一つ一つハートマークを付けていって新たに書かれたリクエストをノートに書き込んでいく。



《My Time歌って下さい》


最近よくリクエストされるこの曲はジョングクさんと言う可愛らしい男の人が歌っている曲。

透き通るような純粋無垢な歌声に何回魅了されたか。


「うーん…バンタンはちょっと怖いなぁ。」


何を言われるか分からないもん
それに…あれ以上の表現力を私ができるか、いや無理でしょ〜

黄金マンネで有名なチョンジョングクさんだよ？
またの機会で。なんて何回も見送ってるんだから〜





《いつも音楽聴かせてもらってます。》
《DM気づいたら返信下さい。》


気づいてますよ〜全部目は通してますから


何気なく開いたDMのアイコンを見ると
噂のバンタンのアイコンを使っている人
バンタンのペンの子なのかな？

気になってプロフィール画面に飛んでみると






「えっ…こう、しき…？」

よく見直しても公式→←歌うのとギターが得意です

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