ジョングゥの専属

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「…………。





なんで一緒に帰らなかったんですか？！」

TH「えーだからAがいるからって言ってるでしょ〜？一人でここにいても寂しいじゃん！」

「変な気使わないで下さいよぉぉ」

TH「…そんなに俺といるの嫌なの？」

「嫌とかじゃなくてぇ」

TH「じゃあいいじゃーん！ほら早く帰ろう〜」

「…調子良いなぁ」


荷物をまとめてテテオッパを車まで案内すると当たり前かのように乗る助手席
うんうん、そうですよね？後ろなんか乗ってくれませんよね？
本当に大丈夫かな、…撮られたりしない？

くそー…スモーク入れるなりカーテン付けるなりした方がいいかもしれない。


「んー、あれ？以外と近いんですね〜」

TH「今日は宿舎帰るからねぇ〜みんなでご飯食べるから！」

「そうなんですね、シートベルト付けてますね？出発しますよ〜」

TH「よろしくぅぅうっ！」


車だと15分くらいで着いてしまう宿舎へナビに従って車を走らせてると
携帯で音楽を流して歌い始めるもんだからもう車内はプチライブ状態。

耳を癒やしてくれる独特で、でも綺麗な歌声に内心はしっかりうっとりしてしまっている

この土砂降りの雨でさえも演出なのか？と錯覚してしまうほどの、テテオッパの歌声








「ここ、…ですよね？」

TH「あーあ、もう着いちゃったぁ〜」



ハザードを付けてから車を降りて着ていた薄手のパーカーを脱いでドアを開けるとビックリしたテテオッパの顔


「走りますよ！早く降りて下さい！」

TH「ちょっと！A濡れてる！！」

「はい、濡れてるので早く降りて下さい」

TH「…わぁぁぁあ」


私の事を気にして素直に降りてくるテテオッパの頭にパーカーを被せて腕を引っ張ると

私の首から下がっている社員証とテテオッパがいるから顔パスで馬鹿でかい門を通らせてくれる警備員さん。






「はあ、…はぁ、久しぶりに走りましたぁ」

TH「ねえちょっと、Aビチョビチョなんだけど」

「私は大丈夫ですよ〜テテオッパが濡れなくて良かったです。
帰ったらすぐお風呂入って下さいね？」

TH「それは俺のセリフなんだけど…」



雨で濡れているパーカーをいつまでも頭に乗っけていては私が濡れた意味がなくなってしまう

頭からパーカーを取るために背伸びして腕を伸ばす









JK「何してんの？」

「あ、ジョングゥ」

TH「カトクしたでしょ？送ってもらったの〜」

JK「こんな所で堂々とイチャイチャしないで下さい。」

ジョングゥは不機嫌。→←---

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