08(TH) ページ8
---TH side---
YA「ねぇってば！テテ？聞いてるの？」
Aがスニョンに抱かれてどっか行っちゃった
そんなAもギュッと抱きついちゃってさ〜
なんなの本当に。
ふとクラスを見上げるとAがこっちを見下ろしていた
あーあ、またそんなにくっついて
スニョンは切なそうにAを見つめている。
なんで最近こんなにイライラするんだろう。
俺って実はスニョンの事嫌いだったりするのかな？
YA「テテ！！」
その声と共に握られる手
それと同時にAとスニョンの姿が見えなくなった。
TH「ん？なーに？」
YA「…またAのこと見てる。」
TH「ちょっと、ユア…歩くの早いってば〜」
手を引っ張られて付いていくことしか出来ない
ユアとはバスが別だからいつも近くの公園のベンチに座ってお喋りしてから帰る。
TH「どうしたの？」
YA「テテって私と一緒にいてもいつもAの事ばっかだよね。
さっきだって…クラスにAいたよね？」
TH「そりゃAとは小さい頃から一緒で色々心配だから。」
YA「テテの彼女って誰？
Aなんて…意気地なしのワガママじゃん！！」
Aの話をするユアはなんていうか
少しだけ鬱陶しい。
こんな事思っちゃいけないのかもしれないけど
だからいつも俺は同じ言葉を言う
元カノ達と同じ言葉…
TH「俺の一番はAだよ？家族みたいなもんだし
…不満なら、別れる？」
YA「なっ、んで、？そうなるの…」
TH「だってAの事悪く言う人
俺は嫌いだもん。」
YA「…やだっ、別れないっ！」
TH「ダメだよ…
俺の優先順位は変わらないよ？
今だって早く家帰ってAに話さなきゃいけないことあるし…こんな話してるのに俺はAこと考えてるよ？」
YA「待って！もう言わないからっ！」
TH「みんなそれ言うんだ〜でも結局ダメなんだよ
ユアのせいじゃないよ？
別れよ、ユア」
YA「…なんで！こんなに好きなのに…
だったら最初から付き合わなきゃ良かったじゃん！
ズルい、よ…」
それも毎回言われる言葉なんだ
ユアから貰ったお揃いの手作りのブレスレットを取ってユアの手に握らせる
TH「ごめんね？
今までありがとう。」
YA「…私の事好きだった？」
TH「分かんない。」
期待させたらダメだからいつもこんな酷い言葉で終わらせる。
俺って酷い男でしょ、嫌いになっていいよ？
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雅(プロフ) - riririririnさん» コメントありがとうございます。すみません。12歳を題材にした小説は書いたことがありません。破壊神コンビとこちらしか書いたことが無くて、、作者様をお間違えでわございませんか？？ (2020年7月26日 17時) (
レス) id: 150f54121d (このIDを非表示/違反報告)
riririririn - ここで言うことじゃないかもしれないけど、12歳の小説の続き書いて欲しいです！ (2020年7月26日 17時) (レス) id: c0ef02b731 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雅
| 作成日時：2020年7月18日 19時
