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「てーひょーんーーー！起きてっ！！」
TH「ん…もう、少しっ、」
「置いていくよ？！」
TH「…チャリで行こう〜…う、ん。そうしよっ」
「どっちでもいいから早くしてよ！」
昨日は結局ずっと家でぐーたらDVDを見たりゲームしたりで遅くまで付き合わされた…だから早く寝ようって言ったのに。
床に畳まれたままの布団
結局この布団を使う事はなかった。
少し気温が高い今日学校では衣替え期間に入っていて
クリーニングから返ってきたブレザーはクローゼットにしまって
半袖のYシャツに真っ赤なリボンを結んで薄いピンク色のセーターに首を突っ込む。
まだテヒョンが寝てるベッドに腰を下ろして紺色のハイソックスを履けば私の準備は完璧。
あとはテヒョンの鞄と私の鞄に弁当を突っ込むだけ。
2つ鞄をキッチンに持っていて綺麗に弁当箱を包んで傾かないように丁寧に鞄にしまう。
「てーひょーーーーん！まじで起きろ！」
すぐ出れる様に玄関に鞄を並べて下から叫ぶと
まだ制服に着替えてない眠そうなテヒョンが私の部屋から出てくる。
TH「ﾋﾋｯ。おはよぅ」
「何その寝癖？どう寝たらそんなんなるのよ〜」
TH「んー…こうやって寝たら？」
階段を降りてきて目の前に立たれたと思ったら
ｷﾞｭｯと抱きついてくるテヒョン
「…ふざけてないで早く着替えて！」
TH「もう〜騒がしいな〜朝から」
「誰のせいだと思ってんの？！」
TH「んっ。夏服…
可愛い〜Aっ」
「なっ、」
TH「でもスカート短すぎ〜このパーカー腰巻いといて〜」
いつもテヒョンが夏服の時Yシャツの上に着ている薄手のパーカーを腰に巻かれてｷｭｯと前で縛られる。
TH「ん。これでよし」
「…そんな短くないしっ」
TH「ダメー。絶対取っちゃダメだよ？
自転車後ろ乗るんでしょ？」
「うん…」
TH「ﾋﾋｯ。いい子〜」
頭を撫でられて洗面所に向かうテヒョンの後ろ姿を見送って
「最近甘過ぎなんだよっ…ばかっ、」
案の定学校に着いたのは予鈴ギリギリでテヒョンに文句を言いながら廊下を歩いているとユアとすれ違う。
YA「…うっざ。」
通りすがりに聞こえるユアの声
隣を歩いているテヒョンには聞こえてなくて
それどころかユアに視線を移すことはなく今日の弁当何？なんて呑気な事を聞いてくる。
ごめんねユア…今凄く幸せなんだ。
「お昼まで内緒〜♪」
TH「えぇ。つまんな〜い」
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雅(プロフ) - riririririnさん» コメントありがとうございます。すみません。12歳を題材にした小説は書いたことがありません。破壊神コンビとこちらしか書いたことが無くて、、作者様をお間違えでわございませんか？？ (2020年7月26日 17時) (
レス) id: 150f54121d (このIDを非表示/違反報告)
riririririn - ここで言うことじゃないかもしれないけど、12歳の小説の続き書いて欲しいです！ (2020年7月26日 17時) (レス) id: c0ef02b731 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雅
| 作成日時：2020年7月18日 19時
