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いつもの教室に
いつも顔を合わせる友達に
いつも廊下は騒がしくて
いつも私の目の前に座るキム テヒョン
TH「ねぇ〜なんでここにxが入るの？Yじゃダメだったの〜？」
くるくるシャーペンを回しながら指でトントンと数学のノートを突いてよく分からない疑問
TH「…A聞いてる〜？」
「それってさ、なんでシャーペンはシャーペンって言うの？って聞いてきてるのと同じ事だよ？」
TH「…じゃあさ、Zじゃダメだったの？」
「逆にZだったらテヒョンは分かるの？」
TH「んー…分かんねっ」
ｲﾋﾋっと口を四角にして笑うこの四次元さんは私の幼馴染君
唇と鼻の間にシャーペンを挟んでうーーなんて変な顔してても崩れることのないこの天才的な顔面を持つ…まさに彫刻。
『今日もハッピーセットは美しい！』
『ハッピーセット勉強なう。』
『ハッピーセットの片割れ相方を困らせる！』
なんて、好き勝手に騒ぎ始める他クラスの女子の群れ。
そう…
テヒョンと私は昔からハッピーセットだなんて呼ばれている。
偶然同じ保育園に通い
偶然同じ苗字だった私達
そこから始まるハッピーセット物語
中学まで同じなのは学区があるからだろう。
まさか…
高校まで同じ所になるとは…。
TH「ハッピーセットはいつも一緒にいなきゃ！」
なんて少しだけ私より馬鹿なテヒョンは必死こいて受験勉強をしていた
ええ、しっかり付き合わされました。
TH「なんでVじゃダメだったの〜？」
「なんで消しゴムは消しゴムって言うの？って聞いてきてるのと同じ事だよ。それ」
TH「……あと何回同じ会話する？」
「それはこっちのセリフなんですけど〜」
TH「ダメだ…。ポッキーちょうだい」
「ない」
TH「嘘だもんね！さっきユアと食べてたじゃん！」
ｽﾞｷﾝ
胸が痛むのはテヒョンに私が恋をしているからで
ユア
そんなテヒョンには彼女がいる。
私達がCクラスでユアはAクラス
付き合う付き合わないの時は散々相談を受けた。
何が悲しくて好きな人の恋愛相談を受けなきゃいけないんだ。
だから私は蓋をした
いつから抱いていたのか分からない自分のこの気持ちに。
ハッピーセットなんて呼ばれる私達
テヒョンがハンバーガーで私はコーラ
それがテヒョンの口癖、最高の組み合わせなんだとか。
いいえ、違います
私は付録のオモチャです。
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雅(プロフ) - riririririnさん» コメントありがとうございます。すみません。12歳を題材にした小説は書いたことがありません。破壊神コンビとこちらしか書いたことが無くて、、作者様をお間違えでわございませんか？？ (2020年7月26日 17時) (
レス) id: 150f54121d (このIDを非表示/違反報告)
riririririn - ここで言うことじゃないかもしれないけど、12歳の小説の続き書いて欲しいです！ (2020年7月26日 17時) (レス) id: c0ef02b731 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雅
| 作成日時：2020年7月18日 19時
