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ソラと先輩と別れて今は手を繋いで二人で家まで歩いてる途中
テヒョンはバイトで疲れちゃったのか口数が少なくて
でも、下駄を履いてる私を気にしてくれているのかいつもよりゆっくり歩幅を合わせてくれる。
TH「…今日は俺ん家ね〜」
「え？う、うん…別に大丈夫だけど…？」
TH「…御神輿楽しかった？」
「うん！スニョンめちゃくちゃ頑張ってたよ〜！
終わってからスニョンと少しだけ会ったんだけどね？自慢話するスニョンの頭をソラが引っ叩いてた〜」
TH「ﾋﾋｯ、何それ〜」
「…来年は絶対一緒に行こうね？
また…テヒョンの浴衣姿見たいなぁ〜」
TH「……A」
「ん？」
TH「着いた」
「あっ、…」
あっという間だった。
いつもそう、テヒョンと一緒にいると時間が早く過ぎてしまう。
でも、このままお泊りだしまだ一緒にいれるし…
握った手を引っ張られてついていくとポッケから家の鍵を取り出してテヒョンん家の玄関を開ける。
「…！！」
一瞬にして私はテヒョンの腕の中に閉じ込められてビックリした声も出なかった。
早く会いたかった…早く触れたかった…。
いつも一緒にいるのに、数時間離れただけであんなに寂しかった。
「…テヒョンっ
TH「そんな可愛い姿あいつに見せたの？」
「………。えっ、と…？」
TH「ﾋﾋｯ…怒ってないと思ってたでしょ？」
「あ、あれ〜…？」
TH「ジョングクと会う前は？ナンパとかされなかった？」
「う、うん…されてないよ？結構カップルが多かった、から…」
TH「それで寂しかったから？」
「ちがっ、！」
TH「嘘…分かってる…。」
「ご、ごめんね？…でも、本当に何も…なくて」
TH「なんかあったら困るよ…」
「テヒョン…あの、そろそろ……足が.つりそう」
いくら私とテヒョンの身長差があまりないと言ってもキツく抱きつかれると自然とつま先立ちになるわけで…それでここは玄関でまだ下駄も脱いでない。
TH「…じゃあ俺の部屋行こっか！」
「よう、…服貸して…くれる？お風呂も入りたいし…」
TH「なんで？
Aはこれから俺に…食べられちゃうんだよ？」
「…やっぱり怒ってるよね？！」
TH「それとも…ここで…しちゃう？」
「っ…んぁっ、」
ﾁｭｩと音を立てて首に吸い付いてくるテヒョン
さすがにっ、ここはっ…！！
TH「浴衣って…すっごいエ ロい…よね？」
私は完璧テヒョンの嫉妬スイッチを押してしまった…みたいです。
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作者名：雅
| 作成日時：2020年7月27日 5時
