34 ページ35
アタフタしてると聞き慣れた私の大好きな音楽を鳴らす携帯
急いで確認するともちろんかけてきてるのは…
「ヨボセヨ〜？ソラ今どこ？遅くない？？」
SR〈いや、あんたがまずどこにいんの？！〉
「え、トイレの近くのバス停のベンチ〜」
SR〈…もうとっくに通り過ぎたよ？〉
「はあ？マジ？気づかなかった〜！」
SR〈迎えに行こうか？〉
「んーん！この人混みじゃ入れ違いになっちゃうかもしれないから…
確かコンビニあったよね？そこで待ってて〜すぐ行く！」
SR〈分かった〜気をつけてね？〉
「うん！ありがとう〜」
JK「…入れ違いになりました？」
「うん、なんか知らないうちに通り過ぎてたみたい。」
JK「話に夢中で気づかなかったです！
さーって…行きますか〜」
「うん！ジョングク君もあと少し屋台頑張ってね！」
JK「……」
「…ん？」
JK「まだ言いますか？危ないから送りますよ〜」
「悪いから良いよ〜」
JK「後が怖いので」
「うーん…じゃあ宜しく？」
JK「はい！」
何を喋ることも無くジョングク君の背中を人混みの中必死に追いかける
絶対またソラに冷やかされるよ…
いやマジで気づかなかった、道路に背中向けちゃってたからかな？
あーそういえばまだじゃがバター食べてないや私…
JK「あの、先輩？」
「はい？」
JK「隣歩いてくれませんか？ついてきてるか心配なのと…どこ向かえばいいのか僕分かりません。」
「あ…そうだよね〜ごめんね！」
ジョングク君の横に並ぶと大きな瞳をくしゃっと形を崩して笑顔を浮かべてくるジョングク君。
「ジョングク君モテるでしょ？クラスの子達も騒いでたもん」
JK「まあ…それなりに？」
「気も使えるし優しいし」
JK「誰にでもってわけじゃないですよ？」
「そ？なんか滲み出てるよ？
彼女の事とか絶対大切にするタイプだよねぇ〜」
JK「彼女とかいたことないので分かりません」
「え、意外…」
JK「うわー、チャラそうとか思ってました？」
「違うよ〜女の子が放っとかなそうだなって！」
JK「僕はただ一人に好きになってもらえればいいんですけどね？」
SR「いたーーーー！A！」
ごめんね…ジョングク君。
ナイスタイミングだよソラ様。
「ソラー！」
SR「と、まさかのイケメン君？！」
JK「あ、どうもっ…」
NM「あれ？ジョングガ…お前も来てたのか？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 616人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雅
| 作成日時：2020年7月27日 5時
