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SR「神輿だぁぁぁあ！」
「あぁ…なんかデジャヴ、」
NM「はは。」
花火大会から4日後の今日はお祭り(神輿はスニョンが担ぐだけ。)
テヒョンはバイトに急遽穴が開いてしまって駆り出されてしまった。
一緒に来たかったけど困ってる人を放っておけないテヒョン
最後の最後まで駄々をこねてバイトに行ってしまった。
SN「A残念だったね」
「まーらいつも一緒にいるし〜仕方ないよ。」
SR「大丈夫よ！今度は私がついてるからね〜」
「いやぁ…久々のナムジュン先輩なんだからお気になさらずに。」
NM「テヒョンから連絡あったよ。Aちゃんをよろしくって。」
「いや、本当にお気になさらずに…笑」
先輩とソラの少し後ろをスニョンと歩いているとスニョンは私に気を使ってるのか変顔してみたり
変な事言ってみたりで周りからの視線が痛い。
「スニョンは何時から担ぎ始めるの？」
SN「んー…あと30分くらい！」
「行かなくていいの？」
SN「もう準備は終わってるし俺さり気なく合流地点に導いてるから〜」
「いつの間にか私達は誘導されてたのね〜」
SR「ねぇースニョンカキ氷どこ〜？」
SN「次左〜」
「ﾌﾌｯ。真っ直ぐ行ってもあるね？」
SN「俺の神輿は左だからね〜！やはーー！」
スニョンが言った通りにベビーカステラの屋台を左に曲がると左側に見えてきた［カキ氷］とﾃﾞｶﾃﾞｶ書かれた屋台。
ソラは先輩の腕を引っ張って走って行ってしまう。
ソラが楽しそうで本当に良かった…
海で散々騒いでたけど花火を見上げる横顔は少しだけ寂しそうな顔をしていた。
SN「あ、ソラと同じ顔してる」
「…え？」
SN「テヒョン先輩」
「あ、うん…ちょっとだけね？」
SN「A…今幸せ？」
「うん！すっごく幸せ〜」
SN「ふはっ！二人は本当にお似合いだよ？」
「なーに？急に。」
SN「好きな人には幸せでいて欲しいからね〜」
ふっと真剣な顔をしてサラッと言う「好きな人」
すぐに目を逸らされちゃったから横顔しか見えない
「…スニョン。」
SN「ん？」
「スニョンはカッコイイよ！」
SN「はあ？何急に？！」
「優しくてカッコよくて頼りになる男らしい素敵な人だよ！」
SN「やめてよぉ〜恥ずかしいな！」
「だからスニョンも絶対幸せになってね！」
SN「…A」
「ねっ！」
SG「…言われなくても〜」
そう言って向けられた顔はとても綺麗な笑顔だった。
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作者名：雅
| 作成日時：2020年7月27日 5時
