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軽く睨まれたけど諦めてくれたみたいでそそくさ人混みの中に消えていくテヒョン達を囲っていた女子軍団。
SR「ええー。私スニョンの彼女って事になるじゃんそんな言い方したら〜」
SN「彼女とその友達って言って欲しかった？」
TH「文字数多い却下〜」
「ﾌﾌｯ。」
SR「ま、スニョンも浴衣で5割増しはしてるから良しとしよう。」
SN「何様？！」
SR「お姫様なソラ様〜」
前を歩く二人の会話でｸｽｸｽ笑ってたら急に腕を引かれてテヒョンと向き合う
「どうしたの？」
TH「A可愛い」
「えっ、とー…浴衣効果？」
TH「いつも可愛いけど浴衣ってのもイイね」
「ﾌﾌｯ。ありがとう！
テヒョンもカッコイイよ？」
TH「え？俺カッコイイ？ねえねえカッコイイ？？」
「はいはい…ソラ達に置いてかれるよ〜？」
TH「ねえねえもう一回！俺カッコイイ？好き？！」
「カッコイイカッコイイ〜見惚れちゃった〜
私の彼氏は世界一カッコイイ〜めちゃくちゃ好きぃ！」
歩こうとしてもﾋﾟﾀｯとテヒョンの足が止まってしまって前に進めない。
「…テヒョン？」
振り返るとうつむいてるテヒョンの姿
慣れない下駄で怪我でもしたとか？
「ねえ、大丈夫？少し休む？」
TH「反則」
「…あ。」
この顔は…照れてる顔
繋いでない方の手で顔を隠してるけど耳まで真っ赤になってる
いつもイジワルしてきて余裕そうなのにこういうテヒョンの方が反則だ、ズルい。
「テヒョン君テヒョン君。」
TH「今見ないで…」
「ヤダ見る。」
TH「なんでそんな素直なの…今日」
「んー…浴衣マジック？
それに言わせたのはテヒョンじゃん？」
TH「…Aが恥ずかしがると思ったんだもん」
「逆にテヒョンが照れちゃったね？かーわーいーいー
うっわ！！」
人混みから少しだけ外れた細い道
腰を引き寄せられてフワッと香るテヒョンの甘いホワイトムスクの香り
暗くてよく見えないけど目の前にあるテヒョンの顔
「テヒョンっ…人くる、からっ」
TH「人が来なきゃいいの？」
「そういう事じゃない。」
TH「Aも世界で一番可愛い
ちょーーー好きぃぃいいっ
…Aも顔真っ赤だよ？照れるでしょ？」
「からかってごめんって…///」
TH「キスしたい」
「まって、さすがにこんなとこでっ、」
TH「無理、可愛すぎるAがいけなーい」
あと数cmでくっついてしまう唇
目が慣れてきてやっと見えたテヒョンの顔
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作者名：雅
| 作成日時：2020年7月27日 5時
