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テレパシーか超能力か何か使えるんじゃないか
タイミング良く音を鳴らす携帯の画面には［ソラ］の文字
もう携帯を持ち上げる気力もなくてスピーカーにしてから横向きに寝っ転がって顔の横に携帯を置く
「…ヨボセヨ？」
SR《今テヒョンと一緒〜？一緒でも関係ない、私に付き合って〜》
「テヒョンはユアといるから」
SR《…はあ？ユアって元カノユア？！》
「ねぇ…凹んでるんだからえぐらないでよ」
SR《え…ごめん。話についていけない》
今日の一連の流れを説明してからさっき起こった出来事を話す
SR《で？まだユアはテヒョンの家にいるわけ？》
「んーんさっき出ていった」
SR《テヒョンは？》
「もう暗いし送っていったんじゃないかな？」
SR《テヒョンは優しすぎるんだよ…そんなんだからユアも付け上がるんだよ》
「でも、ほら…ソラだってスニョンに送ってもらう時あるでしょ？」
SR「…立場が全然違うでしょうが」
そうやって強がってみてもソラは私の本当の気持ちに気づいてくれる
そうだよ、本当は嫌だよ。
一人で勝手に来たんだから一人で勝手に帰ればいい
SR《それで？それだけじゃないんでしょ？Aが凹んでる理由》
「…外からテヒョンの家の門の音が鳴ったから帰るのかな？って窓から覗いたんだ…
そしたらテヒョンは静かにしてって少し怒ってて
ユアがごめんAにバレちゃうねって。」
SR《うん。何が？》
「知らないよ〜私が聞きたいぃ」
SR《テヒョンに限ってないと思うけどさ…》
「どうしよう…ユアがより戻そう？なんて話をしててさ？
テヒョンが分かった私に内緒ね？なんて言ってたら」
SR《いや、さすがにないと思うけどなぁ…》
「だってやっぱりユアは可愛いもん…私がテヒョンなら絶対ユアを選ぶ」
SR《あのねぇ…そんなんならとっくにあんたら終わってんじゃないの？
テヒョンの好き好きオーラまだ分かってないの？
好きな奴がいてでも他の人と付き合うなんて器用な事出来ないと思うよ？テヒョンは》
TH「ソラの言う通りだね」
「ひっ！！」
SR《あれ…今テヒョンの声が》
TH「ソラやっほーー！俺の言いたいこと全部言ってくれてありがとう〜
でも俺からの電話無視させないでね〜」
SR《はあ？させてないし〜あんた帰ってくるの遅い！！》
「テヒョン…帰ってきてたの？！」
TH「…電話出てよ心配したじゃん。」
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作者名：雅
| 作成日時：2020年7月27日 5時
