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思う存分私達の好きなアルバムを堪能して
無事新しいアルバムと予約特典のポスターを受け取って帰る頃にはすっかり暗くなっていた。
楽しそうにﾌﾞﾝﾌﾞﾝ握った手を振られて若干肩が痛くなってきたような…。笑
TH「…誰かいる」
急に腕を引っ張られて後ろに隠される
そんなテヒョンの肩越しに覗くと私とテヒョンの家の間をウロウロしてる人影
「…なに？こんな時間に…誰？」
少しずつ近づくとハッキリしてくる人影
TH「…ユアだ。」
こんな楽しくて甘い時間にその名前は聞きたくなかったな…。
「…なんで？なんか約束してたの？」
TH「そんなわけないじゃん。
連絡先も知らないしバイト辞めてから会ってないよ」
YA「テテ！！」
私達を見つけてユアには私が見えてないのかな？
テヒョンの胸に飛びついてくる…
やめてよ、触らないでよ…
私だって我慢してたじゃん。
TH「ユア…離して。」
YA「あっ、…ごめん。Aも一緒だったんだね？」
絶対見えてたよね？
こんな至近距離にいて見えないことなんてある？
TH「ユア何してんの？」
テヒョンがユアの肩を押してやっと離れる
そんなユアは涙を流していた。
TH「ちょっとユアと話してくるね？」
「うん…」
ユアを一旦テヒョンの家に入れて私をお家まで送ってくれる。隣なんだけどね。
行ってほしくない。でもそんな事言えない。
せめてもの抵抗でテヒョンの服を握りしめる
TH「…A…大丈夫だよ？
俺はAの事大好きなんだから〜
Aの事傷つけるような事はしないよ？」
「テヒョン…」
TH「ん？何？」
こんな時でさえテヒョンは楽しそうにイタズラしてくる
抱き寄せられて耳元であの低音ボイスで喋られたら
ゾクゾクする。
とっくにテヒョンにしか反応しない身体になってるみたい
テヒョンだけ余裕そうでなんだか悔しくて身体を離すとテヒョンが少しだけびっくりした顔をして
私からする深いキス
私のことだけ考えて？早く帰ってきて？
唇を離して最後に触れるだけのポッポをして
ほらその顔…
全然余裕なんかない耳まで真っ赤なテヒョン
「あのっ、早く…帰ってきてね」
TH「全然足りないし」
頭に手を添えられて今度はテヒョンからの深くて激しいキス
TH「…そんな顔見せられたら早く帰ってこないとね？」
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作者名：雅
| 作成日時：2020年7月27日 5時
