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「分かってくれた？」
なんて聞きながらまた少しずつ距離を詰めてくるテヒョン
上半身は裸で…ここはテヒョンの部屋で
そしてテヒョンのベッドの上。
TH「A散々好き勝手言ってくれたね？」
「それはっ、だって…」
TH「まだ俺に聞きたいことある？」
「ん？」なんて首をかしげながら
ベッドの上に座り込む私の前でしゃがみ込んで指を絡ませて上目遣い
私なんかより女子力あるんじゃないのかこの人。←
TH「あ…A俺に触らないでって言ってたしやめた方がいいね。」
「えっ」
くっついたと思ったら今度は突き放す
絡められた指はあっけなく解けてしまって
「テヒョンっ、どこ行くの？行かないでっ」
無言で離れて言ってしまうテヒョンを捕まえる事が出来なくて
目で追っているとタンスを漁り始める
なんだ…テヒョン寒くなったの？
TH「…A？」
「これなら…暖かい…？」
どこか行ってしまいそうなテヒョンを後ろから捕まえて腕の中に閉じ込める。
やだ…離れて行かないで。
TH「A…離してっ、」
「やだっ、テヒョンごめんねっ」
TH「……俺前からがいい〜」
私の腕を解こうと触れていたテヒョンの手に力が入る
そんなこと言われたら私は離すしかない
TH「Aから俺に触ってくるなんて珍しいね？」
「ねえっ、言わないで…恥ずかしい」
TH「もう…A可愛い過ぎっ」
ｷﾞｭｯと抱きしめられて私もテヒョンの背中に腕を回すと
頭にﾁｭｯとポッポされてこれ以上くっつけないって位引き寄せられる
「…好きっ、」
TH「もう一回」
「好きだってば」
TH「誰を？」
「テヒョンに決まってるでしょっ」
わざとテヒョンは私の耳元で話してるんだ
喋るたんびにかかるテヒョンの吐息にクラクラする
TH「…っ。A…なんて顔してるの？」
「テヒョン、好きっ…大好きなの、」
次々溢れてくる言葉を素直にテヒョンにぶつけて
恥ずかしくなって目を閉じてから
少しだけ背伸びをしてテヒョンの唇に自分の唇をくっつける
TH「…全然たーりないっ」
「え？！」
TH「ほら、早く〜」
んっ。って唇を尖らせるテヒョン
もうさすがに恥ずかしくて
ﾁｭｯ
「…勘弁してっ、///」
TH「そこ俺の鎖骨…口じゃないよ？」
「分かってるよっ」
TH「あれ、俺唇切ってる？」
「あ！ごめんっさっ
ﾁｭｯ
TH「嘘。」
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作者名：雅
| 作成日時：2020年7月27日 5時
